労働組合・プロ野球選手会が98％の高率でスト権を確立しました。

もし実際にストライキということになれば、「選手ごとき」のナベツネ氏の放言はもちろん、メディアでいろいろ書かれるでしょうが、プロ野球ファンは「え?、試合みれないの?？」などと言わず、選手会を応援しましょう！　

＜球団合併＞選手会98％の高率でスト権を確立（毎日新聞）

＜球団合併＞選手会98％の高率でスト権を確立

　オリックスと近鉄の合併問題で、労働組合・日本プロ野球選手会（古田敦也会長＝ヤクルト）は12日、所属選手を対象にしたスト権投票の結果、高率でスト権を確立したと日本プロ野球組織に通告した。プロ野球でスト権が確立されたのは初めて。実際に行使するかどうかは、9月8日のオーナー会議をにらみながら、アテネ五輪出場選手の帰国後、執行部が協議して決める。
　投票は先月27日から8日にかけ、所属する752選手を対象に無記名投票で実施。12日現在661人分を回収し、賛成648票（98％）、反対7票、その他6票だった。
　選手会は先月10日の臨時大会で、両球団の合併が強行された場合、最終手段としてストもあるとの方針を全会一致で決議。合併1年凍結や、野球協約に基づく特別委員会招集などを要求しているが、ほとんど拒否されている。
　近鉄、オリックスは今月10日に合併の基本合意書に調印。選手会は、プロ野球実行委員会が合併を大筋で了承したことを無効とし、近くコミッショナーに提訴する方針。
　通告を受けた実行委の伊藤修・選手会担当顧問（中日）は「厳しい状況と認識している。共通点を導き出すため話し合いを続けたい」と語った。選手会の松原徹事務局長は「選手が一枚岩であることを改めて示せた」と話している。【湯浅聡】（毎日新聞）[8月12日21時3分更新]