すぽるとでの坂井氏の根来批判

昨日の「すぽると」で、元西武・ダイエー代表の坂井氏が、根来コミッショナーが12球団に秘密文書を配っていると批判した発言の全文を紹介しているブログを発見しました。ニュースを見逃した人はぜひご覧になってください。

マリンブルーの風:卑怯なり根来。敵前逃亡の内幕

メディアは、この指摘をぜひ検証してほしい。スポーツ関連の新聞・番組なども、自分たち自身が“巨人におんぶにだっこ”の存在なのか、それとも自立したジャーナリズムなのか、それが問われています。

ということで、堺市の発言部分を転載しておきます。

三宅 「ただこのストライキに関して、坂井さん、機構側は損害賠償請求をするというつもりだという、そういう考え方もどうやらあるようですけれども、これに関しては...」
坂井 「これは、ついですね、2週間くらい、10日くらい前に東京高裁が、『そういう脅かし、《脅し》をしちゃあいけない、と。それは、厳密に言うと労働法で言う、《不当労働行為》 に該当しますよ』と(通達した)。『機構の中には、根来さんというりっぱな法律家がおられるじゃないか』と。」
三宅 「現在コミッショナー、あ、もう辞任しましたけれども...」
坂井 「そう。『その人を中心にそういう、ちゃんと法律を守るという立場を取りなさい』という勧告をしているんです。それに対する重大な挑戦ですよね。だから、いかなる理論的根気があるのか。 あってやってるのか。無くてやってるとしたら、無謀この上ないですよね。」

谷沢 「しかし、コミッショナーは残念ですよね。」
三宅 「辞任という、ほとんど自分の身を賭してという...」
谷沢 「この人何もしてませ」
坂井 「(谷沢をさえぎって)言わせてください。『身を賭して』というときれいですけれど、あのかたはねえ、『選手会というものは大体、本当の労働組合として認定されていない、おかしいんだ…… ましてやそこがやるストなんてのは違法なんだ。違法ストライキをやろうとしているんだから、当然経営者の皆さんは損害請求の権利はあるんですよ』ということを、マル秘文書で12球団にですね、 密かに教育していますよ。いいですか。マル秘文書で教えてるんです。つまり、『強気で交渉しなさい』とそそのかしてるんです。」
三宅 「そうなんですか?」
坂井 「そうなんですよ。そのことはいずれね、時間のなかではっきりしてきます。ね、いずれはっきりします。そうして、それが思わぬ大混乱に陥ったものだから、恥ずかしくなって、 責任を感じて...これはね、『辞任』じゃない。『遁走』したんです。敵前逃亡しただけです。私、はっきり言っておきます。」
三宅 「こういう事態に陥った時こそ、コミッショナーにいていただきたいんだけど?(以下略)」

この引用の元は、「関西アレ野球ニュース」参照。そこでは、「掲示板でご指摘ありましたように、前半部の坂井氏の発言には誤りがあります。高裁は『損害賠償請求するぞとオーナー側が言うのは不当』と判断したのではなく、『労使に関しての交渉の場を設けないこと』については注意となっています。損害賠償請求がされるかはストの正当性もあり別問題です」とのコメントが付いています。

すぽるとでの坂井氏の根来批判」への4件のフィードバック

  1. ピンバック: FUKUHIROのブログ

  2. ピンバック: Party?Party!@neppie.com

  3. コメントありがとうございます。

    >ぐっとこらえながらファンに謝罪する古田選手会長と、自分たちがこれまで選手・ファンを無視してやって来たことを棚に上げて、用意された選手会非難の声明を読み上げるだけの能力しかない人物と、どっちが人間性あふれるか明白です。

    昨日の会見をテレビで見ましたが、古田会長のコメントは我々に伝わりますが、瀬戸山氏は紙を読んでただけ。こういった一大事になぜああいったことができるのか不思議です。古田会長に「日夜お疲れ様です」と声を掛けたいです。

  4. ピンバック: マリンブルーの風

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