帰省中で見逃していましたが、沖縄の墜落した米軍ヘリには、微量ながら放射性物質が使われていたことが明らかになりました。
墜落ヘリに微量放射性物質 米軍が大学側に説明(共同通信)
「しんぶん赤旗」によれば、その物質はストロンチウム90で、ヘリの回転翼の亀裂・劣化をパイロットに警告する安全装置(6個)に使われていて、1個が未回収だということです。事故直後に、米軍が害がーカウンターを使って現場を調べていたのは、これだったんですね。
なお、沖縄県は、16日、現場の土壌調査の結果、「異常は認められなかった」としています。
墜落ヘリに微量放射性物質 米軍が大学側に説明
沖縄県宜野湾市の沖縄国際大構内に米軍ヘリコプターが墜落した事故で、米軍は3日までに、同大に対し、機体の一部にベータ線を出す放射性物質が使われていたことを伝えた。
同大によると、米軍は「低濃度の放射性物質が機体の安全装置に使われていた」と説明したが、詳細なデータについては「微量で、自然界に存在するものと変わらない」とするだけで、放射性物質の種類も含め明らかにしなかった。
米軍側は、安全装置は機体の氷結を調べるためのものと説明し、「一般の航空機に搭載されているものと同種」としている。また機体のバランスを取るために、劣化ウランが機体の一部に使われていたのではとの指摘には「タングステンが使われていた」と否定した。(共同通信) – 9月3日11時2分更新
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