イラク―5歳以下の27%が栄養失調

世界食糧計画(WFP)の調査で、イラクでは5歳以下の子どもの4人に1人以上が慢性的な栄養失調にあることが明らかに。また、全人口の4分の1がWFPがイラク当局と協力して実施している配給食料にたよらざるをえない状態です。しかもその4割は、生活必需品を手に入れるためにそうした配給食料を売らざるをえないというのです。こういう問題の解決こそ急がれるのではないでしょうか?

5歳以下の27%が栄養失調 イラクで国連調査(共同通信)

5歳以下の27%が栄養失調 イラクで国連調査

 【ワシントン29日共同】イラクでは5歳以下の子供の4人に1人以上に当たる27%が慢性的な栄養失調で、国民の多くは配給食料に依存していることが、国連機関の世界食糧計画(WFP)が29日発表した調査で明らかになった。
 国民への聞き取りなどに基づく初の本格調査。結果を受けてWFPは、栄養失調の子供やその家族らに1年間で約6万7000トンの食料を供給する緊急支援を開始した。
 調査はWFPがイラク当局と協力して昨年実施。全人口の4分の1の約650万人が配給食料に高度に依存しており、その4割は配給食を売らなければ生活必需品も買えない状態だった。
 極度に貧しい家庭は地方に多く、特に女性や子供が栄養不良などの問題に直面していた。(共同通信) – 9月30日10時39分更新

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