小泉首相は、この前、とある講演のなかでもこんなこと言ってましたが、本当に官房長官に水面下で打診させているのなら、ひょっとしてホントに在沖米軍の本土移転があるかも…。
その場合、どこへ移転させるのか? 条件はいろいろある。(1)太平洋側、(2)強力な反対運動が起こりそうな都市部は避ける、(3)自民党有力者の地元でないところ、(4)財政支援などで自治体首長などを抱え込めるところ、(5)ある程度の面積の公有地(出来れば国有地)があること、などなど。
と考えると、一番ありうるのは、三沢基地周辺かなあ…? まったく勝手な推測だけど。
<在沖縄米軍>本土移転を水面下で米側に打診 細田官房長官(毎日新聞)
<在沖縄米軍>本土移転を水面下で米側に打診 細田官房長官
細田博之官房長官は6日の記者会見で、小泉純一郎首相が沖縄の在日米軍基地の本土移転を表明したことについて「米側への提示案には)ある程度入っているが、交渉ごとであり、まだ申し上げられない」と述べ、本土移転の考え方を水面下で米側に打診していることを明らかにした。
しかし、細田長官は、具体的な移転先について「ただちに(移転が)できる所もあれば、できない所もある。全体の考えが分からないのに、『この部隊をあなたの県のここに移したい』と言っても、それで良いというものでもない」と語り、本土移転の具体化作業には時間がかかるとの認識を示した。
これに関連して、小泉首相は同日夜、首相官邸で記者団に対し「自分の所は嫌だと言うことでは、沖縄の負担軽減にはならないとの観点から、(本土の)自治体にも真剣に理解と協力を求めることが必要だ」と述べた。【中澤雄大】(毎日新聞) – 10月6日23時57分更新