昨日に続いて、今日は、銀座シネスイッチでフランス映画「世界でいちばん不運で幸せな私」を見てきました。こっちももう公開2週間…。なんだか積み残した宿題ばかり片づけてるみたいで、新着映画を見に行きたいよ? (^^;)
「アメリ」みたいなノリで、主人公の2人にしか分からない世界を繰り広げていきます。それは、すべてが「のる? のらない?」のカケで始まるというゲーム。子どものときは、思いっきり悪ふざけばかりなのですが、2人が大人になったとき、お互いに惹かれあっているのに、恋もゲームにされのてしまうのでは?と思うと素直に自分の気持ちが言えない。そこからだんだん2人の気持ちがすれ違ってしまい…。と、このあたりまでは予告編でも見せてるところです。その恋のゆくえはというストーリーの楽しみもありますが、2人の駆け引き、ゲームそのものが想像を超えていて、思いっきり笑わせてくれます。
それから、大人になって4年ぶりに2人が再開したとき、ソフィーが「そのスラックスと靴が合ってないわ」というと、ジュリアンがその場で靴とズボンを脱いで、それでも必至に彼女をくどく場面。ああいう場面は、やっぱりフランス映画じゃないと描けませんね。そのあと、仕事を終えて表へ出たソフィーに、ジュリアンが何時間も食い下がっていくところを、カフェのお客が眺めている様子なんかも、何はさておき愛に生きるフランス人の面目躍如という感じです(なんと言っても、大統領の女性スキャンダルというのがない国ですから)。
で、結末はどうなるか…? それは見てのお楽しみ、ということで、みなさんお早めに映画館にどうぞ。(^^;)
【映画情報】監督・脚本 ヤン・サミュエル/出演 ギョーム・カネ(ジュリアン)、マリオン・コティヤール(ソフィー)、チボー・ベルアーゲ(ジュリアン=子役)、ジョゼフィーヌ・ルバ=ジョリー(ソフィー=子役)/2003年フランス
はじめまして。トラックバックありがとうございます。
なんというか、とてもダイナミックな映画ですよね。こういうのが少しずつ、世間のフランス映画に対するステレオタイプを払拭してくれると良いと思います(^^)
ピンバック: yukijima!!
TBありがとうございます!ジュリアンがその場で靴とズボンを脱いで、それでも必至に彼女をくどく場面。
確かに印象的でした。主役のマリオン・コティヤールが可愛かったです!
ピンバック: Cherry
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ピンバック: 映画って面白いですね。