横浜ベイスターズも、一場選手に現金を手渡していたことが明らかになりました。現金の授受は、巨人の不正が明らかになる前だということです。金額は20数万円と、巨人の200万円に比べると少額ですが、逆にいうと、この程度の現金授受は当たり前になっていたのかも知れません。
横浜も一場投手に現金渡す
ドラフト会議を前にプロ野球の巨人から現金を受け取っていたとして、所属する野球部を退部した明治大学の一場靖弘投手に対し、横浜も現金20数万円を渡していたことがわかり、横浜の砂原幸雄オーナーが責任を取って辞任する見通しとなりました。
明治大学の一場投手は、今年8月、巨人から食事代などとして現金およそ200万円を受け取っていたことが明らかになり、学生野球憲章に違反したとして野球部を退部しました。巨人も当時の渡辺恒雄オーナーが道義的責任をとって辞任しました。その後、一場投手は横浜と阪神の2球団が獲得を目指して交渉を続け、最終的に自由獲得枠で横浜への入団が確実と見られていました。
しかし、外部からの指摘があり横浜で事実関係を調べたところ、横浜が巨人の不正が明らかになるより前に、一場投手に数回にわたって食事代やタクシー代などとして現金合わせて20数万円を渡していたことが分かったということです。このため横浜では一場投手の獲得を見送り22日、砂原幸雄オーナーが記者会見で事実関係を明らかにするとともに自らの辞任も表明する見通しです。10/22 06:10