米軍ヘリ墜落事故 後部ローター・ピンは正しく装着されていた?

沖縄・米軍ヘリ墜落事故での米軍の調査報告書が、事故原因を後部ローターの接続ピンの装着ミスとしていることにたいして、報告書の添付資料にピン装着を確認したとの整備要員の証言があると、岩国市議が指摘。

もしピンが正しく装着されていたとしたら、金属疲労によるピンの破損→墜落という可能性も出てきます。

沖縄・米軍ヘリ墜落 報告書に疑問点――岩国市議、事実解明求める/山口(毎日新聞)

沖縄・米軍ヘリ墜落 報告書に疑問点――岩国市議、事実解明求める/山口

 沖縄県での米軍大型ヘリCH53Dの墜落事故で、米軍が日本側に提出した事故調査報告書に疑問点があるとして、基地監視団体「リムピース」の運営委員、田村順玄岩国市議が19日、井原勝介市長に対して事実解明を求める要望書などを提出した。
 事故報告書に添付された外務省・防衛施設庁作成の概要では、後部ローターの接続ボルトが抜け落ちたのが事故のきっかけとし「(抜け落ち防止のための)コッター・ピンという金具を接続ボルトに正しく装着しなかった整備不良が原因」と断定している。
 これに対して、田村市議らは、報告書の添付資料に、コッター・ピンの装着を確かめた整備要員の証言があり、報告書をまとめた海兵隊中佐も「技術レポートが提出されれば、証言が間違いだと証明されると信じている」と記載していることを指摘。
 報告書に、事故機の部品を点検した技術レポートが添付されていないことから、米軍内でも結論は出ていないとし、金属疲労などによるピンの破損の可能性もあるとしている。[10月20日朝刊 毎日新聞 – 10月20日17時20分更新]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください