自衛隊を派遣できる非戦闘地域とは、自衛隊を派遣している地域のことだ?

小泉首相、「暴言録」にまた新しい記録を残すことに。
党首討論で、民主党の岡田代表に、自衛隊を派遣することができる「非戦闘地域」の定義を質問され、「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域だ」と答えたそうな。「自衛隊が派遣できる地域とは?」と聞かれ、「自衛隊を派遣している地域だ」というのでは、禅問答にもならない。

いったい何を基準に自衛隊派遣を決断したのか、その基準、根拠が何もないから、こういう融通無碍の答弁が堂々とできるのだろう。ブッシュ大統領の言うがままに自衛隊を派遣し、いままたブッシュ大統領の言うがままに、ファルージャ総攻撃を支持する。困ったもんだ…。

党首討論:「自衛隊が活動する地域は非戦闘地域」 首相(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

党首討論:「自衛隊が活動する地域は非戦闘地域」 首相

 小泉純一郎首相と民主党の岡田克也代表による党首討論が10日、参院国家基本政策委員会で行われ、イラクへの自衛隊派遣延長問題を中心に議論した。岡田氏がイラク復興特別措置法で定める派遣要件の「非戦闘地域」の定義を聞いたのに対し、首相は「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域だ」と説明。「現地のみなさんから『一番苦しい時に助けてくれた』と評価を受けるような活動を今後も展開したい」と述べ、派遣延長に強い意欲を示した。 岡田氏は、米軍によるファルージャへの総攻撃について、首相が「成功させなければいけない」と発言したことを取り上げ「多くの市民の犠牲が出る可能性がある。簡単に支持すると断言していいのか」と批判。首相は「(総攻撃が)失敗すれば、あの地域がテロリストグループの拠点になってしまう。失敗してもいいなんて言えるわけがない」と反論した。[ 毎日新聞 2004年11月10日 22時27分 ]

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