ハンガリー国会は、ジュルチャニ首相が提案したイラク派兵の来年3月末までの延長案を否決。これにより、ハンガリーは今年末までに(つまりあと1カ月半で)撤退することになりました。
また、ルーマニアは、来年6月末撤退の考えを表明。asahi.comではこれを「早期撤退」と言ってますが、多くの国が1月の選挙を1つの目処にして撤退や派遣の再検討を表明しており、けっしてルーマニアだけが「早期撤退」ではありません。念のため。
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イラク派兵延期案否決、ハンガリーは年内撤退
ブダペストからの報道によると、ハンガリー国会は15日、イラクへの約300人の派兵を3月末まで延長するジュルチャニ首相の提案を否決した。この結果、政府は従来の議会の決定通り、年末までの撤退を余儀なくされる。
一方、ルーマニアのブカレストからの報道によると、約740人を派遣している同国のナスタゼ首相は、15日付の地元紙インタビューで、「イラク情勢が徐々に正常化すれば、6月末の撤兵を考えたい」と早期撤退の意向を表明した。 (asahi.com 11/16 12:25)