今日、近鉄の岩隈選手が、オリックスの中村GMと会談したけれども、あらためてオリックス入りに難色を示したといいます。「新チームでモチベーションが上がるかどうか悩んでいる」と言っていますが、選手の気持ちを無視して合併を強行した球団側への不信は当然だと思います。
オリックスにしてみれば、中村ノリや岩隈選手など近鉄の有力選手を一挙に獲得して簡単にチーム強化ができると思っていたのでしょうが、選手はモノではないという根本的な事実に厳しいしっぺ返しをくらった格好です。この際、深く反省して、岩隈選手の意向を尊重していただきたいと思います。
オリックス:岩隈が改めて入団に難色
近鉄の岩隈久志投手(23)は18日、大阪市内のホテルでオリックスの中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)と会談し、改めてオリックス入りに難色を示した。岩隈は「(拒否したい気持ちに)ずっと変わりはない」と語った。中村GMは「近鉄が消滅したショックを引きずったまま、新チームでモチベーションが上がるかどうか悩んでいるようだ」と話した。[毎日新聞 2004年11月18日 21時45分]