ピンポンパ?ン! 本日のサマワ方面の「治安」予報です。本日のサマワは、「治安安定」、ただし時々砲撃があるでしょう。(^^;)
サマワ滞在5時間半、自衛隊の車両で市内をちょろっと見て回っただけで、「治安は安定している」と言ってみても、余震と余震の間に現地入りして「地震は起きてない」というようなもの。誰も信用しないでしょう。派遣延長の閣議決定にむけた「セレモニー」にすぎないというのが分かっていても、あらためて、国民を小馬鹿にしたやり方に腹が立ちます。
派遣延長にあらためて意欲 サマワ視察後の大野長官(共同通信)
派遣延長にあらためて意欲 サマワ視察後の大野長官(共同通信)
【クウェート市6日共同】陸上自衛隊派遣先のイラク南部サマワで宿営地など視察した大野功統防衛庁長官は5日夜(日本時間6日午前)、クウェート空港で記者団の質問に答えて「イラクの復興はまだ道半ば。サマワの治安は安定している」と述べ、10日に予定される自衛隊派遣延長の閣議決定を前に、あらためて延長に強い意欲を示した。
大野長官は「イラクの復興は誰が見ても道半ば。自衛隊は野外で活動するが、誰も危害を加えない。それどころか手を振ってくれる。ほかの地域と比べると、サマワの治安は安定していると信じる」と強調した。
大野長官のサマワ滞在時間は約5時間半で、宿営地で説明を受けて陸自の車両でごく短時間、市内を走っただけ。
記者団から「こんな短時間で治安が分かるのか」と問われると「1時間で治安の状況を測れるかと言われれば、測れると断言はできない」と漏らす場面もあった。[ 共同通信 2004年12月6日7時59分 ]