自衛隊機が、武装した米兵1200人を輸送していたことが判明しました。
武装した兵士の前線への配備は、どうみたって戦闘作戦の一環。それを自衛隊機でやったということは、自衛隊が米軍の軍事作戦行動の一環に組み込まれていると言うことです。
武装米兵ら1200人空輸 空自機の輸送、全容判明(共同通信)
武装米兵ら1200人空輸 空自機の輸送、全容判明
【クウェート市8日共同】クウェートを拠点に3月から、C130輸送機でイラクへ兵員や物資の空輸をしている航空自衛隊の輸送実績の全容が8日、分かった。空輸した外国兵は延べ約1200人で、ほとんどが武装米兵。イラクの前線へ配置される兵士と、イラクから帰任する兵士がほぼ半数ずつで、二国間を往復輸送していた。
運ばれる米兵らが戦闘参加目的だった場合、憲法が禁じる他国の武力行使との一体化とみなされる恐れがあり、9日に予定されている自衛隊派遣延長に絡んで論議を呼ぶのは必至だ。(了)[共同通信 2004年12月8日20時55分]