MicrosoftやGoogle、Yahooが、各自のパソコンのハードディスク内を検索するソフトを公表するというので、にわかに話題になっています。
PC内検索、米3社が攻勢 日本語版ソフトも提供へ(朝日新聞)
しかし、同じようなソフトはすでに国内でも販売されています。
僕が使っているのは、VZエディターでお馴染みのVillage Center社のSerach Cross ver2.0というソフト。テキストファイルだけじゃなく、メールの中身やリッチテキスト、Microsoft Officeファイル、一太郎、Adobe Acrobat文書なども検索してくれる便利なソフトです(ダウンロード版 2100円)。
こいつを放り込んでおくと、「え?っと、あれどこへ保存したっけ?」という場合でもキーワードで検索してファイルを見つけることができるので、「何を、どこへ保存するか」という悩みから解放されます。Excelのセルに入力した文字列も検索してくれるので、面白そうなデータを見つけたらとりあえずパソコンに保存して、後からハードディスク中を検索して見つけるという、かなり乱暴な使い方ができるようになります。
PC内検索、米3社が攻勢 日本語版ソフトも提供へ
米ハイテク大手の間で、自分のパソコンの中身を検索するソフトの開発競争がにわかに激しくなってきた。米ヤフーが来年1月からの導入を発表したのに対し、米マイクロソフトは13日から試作版の提供を開始。10月から提供を始めている米グーグルを追いかける展開になっている。現在はいずれも英語版だけだが、マイクロソフトは来年には日本語版を含む他言語版も提供する方針だ。
米マイクロソフトは13日から、同社が運営するネットサービス「MSN」上でパソコン内の無料検索ソフトの提供を始めた。キーワードを入力するだけで、自分のパソコンの中にある電子メール、予定表、住所録、文書データなどを瞬時に探し出すことができる。基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の「XP」と「2000」を搭載するパソコンが対象だ。
検索大手の米ヤフーも、同様の無料の検索ソフトについて、05年1月から米国で提供を始めると発表。200種類以上の保存形式のデータを横断的に検索できるのが特徴だという。日本で検索サービスを行っているヤフー・ジャパンは「日本で導入するかしないかを含めて、現時点では決まっていない」という。
米国では、先行した一部中小ソフト会社を追う形で、大手が参入。大手の中ではグーグルが先陣を切って10月から英語版の提供を開始していた。同社は、時期は明らかにしていないものの日本語版についても提供する方針だ。
パソコンの中身の検索はこれまでも「ウィンドウズ」の中で可能だった。しかし、時間がかかるなどの難点があった。マイクロソフトは、次世代OS「ロングホーン」の目玉機能として、こうした検索機能の開発を急いでいる。このOSは06年後半の発売予定で、それまでマイクロソフトのOS上では不便さが解消されない見通しだ。これを商機とみたグーグルなどの大手が、無料ソフトの形でパソコン内の検索機能を提供する展開になっている。[朝日新聞 2004年12月19日(日)]
Microsoft Windowsのこれまでの検索機能は、「時間がかかる」以前に、そもそもファイル名とテキストデータ以外は検索不可能でした。Microsoft Officeをインストールすれば、Word Excel Outlookなどのデータ検索が可能でしたが、そのためには重たいOutlookを起動させねばならず、事実上使い道がありませんでした。
友達に「最近の膨大な容量に加え、中には100個近くのゲームをパソコン内に入れる人もいる。また、キーボードがある程度はやい人間はマウスよりキーボードですべて検索実行できる方が早いのでは?」
と話を持ちかけ、このパソコン内検索プログラムは金になるのでは?
と話し合ってました・・・
まさか企業に先を越されてたとは・・・(思ってましたが・・・残念です)
でも確かにこのような問題点も考えられ、またプログラム作成の知識を勉強してる間に誰かが作ってるだろとは思いましたが。
それでも自分はこれもありだと考えます。
まぁ先を越された(?)のは悔しいですね。
いいアイデァだと思ったんですが・・・