本日午前、自民党の「新憲法制定推進本部」が初会合を開きました。本部長は小泉首相(総裁)、起草委員長は森喜朗・前首相。
全党挙げ改憲案作成を 自民新憲法本部が初会合
自民党は21日午前、党の憲法改正案を策定するため新たに設置した「新憲法制定推進本部」の初会合を党本部で開き、改憲論議を再スタートさせた。来年11月の結党50周年をめどに、改憲案を取りまとめる方針。
本部長を務める小泉純一郎首相(総裁)はあいさつで「新憲法制定は結党以来の党是だ。国民の声を広く聞き、党でやってきた議論を踏まえ、全党を挙げて新しい時代にふさわしい立派な憲法をつくっていこう」と強調。
改憲案の起草委員長に就任した森喜朗前首相は「党内外で憲法問題の議論は成熟してきている。全力で頑張りたい」と述べた。起草委の下に天皇制、安全保障、国民の権利・義務などテーマごとの小委員会を置いて集中的に議論する。[共同通信 12月21日11時41分更新]