靖国参拝問題、毎日新聞世論調査

小泉首相の靖国参拝問題で、毎日新聞もすでに世論調査を実施していました。見逃してました。(^^;)

同新聞の過去の世論調査は「評価する」「評価しない」だったのにたいし、今回は「やめるべき」「続けるべき」と設問が変わっているので、同様に評価はできませんが、「評価しない」「やめるべき」が減少傾向?にあるようにも読めます。それにしても、「やめるべき」「続けるべき」とは別に、中国側の要求について「納得できない」という否定的評価が6割を超えるのは、日本国民のあいだで対中イメージが悪化していることの反映。これも大きな問題です。

靖国参拝問題:小泉首相の参拝継続 賛成46%、反対41%――毎日新聞世論調査(毎日新聞)

靖国参拝問題:小泉首相の参拝継続 賛成46%、反対41%――毎日新聞世論調査
 毎日新聞の10、11両日の世論調査で、小泉純一郎首相が靖国神社参拝を今後どうすべきか聞いたところ、「続けるべきだ」との回答は46%、「やめるべきだ」は41%で、ほぼ二分する結果になった。一方、中国が首相に繰り返し参拝中止を求めていることについては「納得できない」が64%と、「納得できる」の27%を大きく上回った。
 首相が元日に靖国参拝した後の今年1月調査では「参拝を評価」44%、「評価しない」48%だった。同様に首相が参拝した後の昨年1月調査では「評価」47%、「評価しない」43%。評価、不評価は二分状態が続いている形だ。
 「続けるべきだ」が「やめるべきだ」を上回ったのは、中国の度重なる中止要求や、原子力潜水艦による領海侵犯などが、中国への国民感情に影響した可能性もある。
 支持政党別でみると「参拝を続けるべきだ」は自民支持層で64%だが、公明支持層では20%。無党派層では「やめるべきだ」44%、「続けるべきだ」42%と、きっ抗している。
 首相の靖国参拝をめぐっては、先月、中国の胡錦濤国家主席がチリでの首脳会談で「日中間の政治的障害は、日本の指導者が靖国神社を参拝していることだ」と、中止を要求している。【高塚保】

◇世論調査の質問と回答◇

◆中国は日中関係を改善するためにと、小泉首相に靖国神社参拝をやめるよう繰り返し求めています。中国の要求をどう思いますか。

全体 男性 女性
納得できる 27 30 24
納得できない 64 63 65

◆小泉首相は今後、靖国神社参拝をどうすべきだと思いますか。

やめるべきだ 41 44 39
続けるべきだ 46 45 46

(注)数字は%、小数点以下を四捨五入。無回答は省略。

◇調査の方法
 10、11の2日間、コンピューターで無作為に選んだ電話番号を使うRDS(ランダム・デジット・サンプリング)法で全国の有権者1000人を目標に電話で調査し、1115人から回答を得た。[毎日新聞 2004年12月14日 東京朝刊]

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