埼玉県議会は、12月20日、「新しい歴史教科書をつくる会」の前副会長である高橋史朗・明星大学教授を、県教育委員として承認しました。
この事件を、韓国・東亜日報は、「日本、歪曲歴史教科書の大挙採択の動き」と報道しています。
日本、歪曲歴史教科書の大挙採択の動きへ
DECEMBER 21,2004 23:04
日本の中学校の2006?2009学年度用の教科書改編を来年の夏に控え、歴史歪曲教科書が大挙採択される兆しが出ている。
日本の埼玉県議会は20日、「新しい歴史教科書を作る会」の前職副会長である明星大学の高橋史朗教授を県の教育委員として承認した。
同会は2001年文部科学省の検定を経て侵略戦争を美化する教科書を出版し、日本の良心的な勢力と韓国、中国など周辺国の激しい批判を受けた。
埼玉県の教師と各市民団体は、同会の幹部出身を教育委員に任命したことは、来年に歪曲された歴史教科書を採択するための事前布石として、反発している。
日本公立学校の教科書採択権は県教育委にある。最近、日本社会及び与党自民党の右傾化雰囲気からして、来年、歪曲された歴史教科書が大挙採択される可能性は大きいものと分析される。
甚だしくは中山成彬文部科学相などが最近、「歴史教科書から軍隊慰安婦などのような内容が減って幸い」と歪曲された歴史教科書採択を煽ったことがある。[東亜日報:インターネット日本語版 DECEMBER 21, 2004 23:04]