国立競技場で開かれた高校サッカーの市立船橋(千葉)対星稜(石川)の準決勝。後半ロスタイム終了間際に、星稜が同点に追いつきPK戦へ。そのPK戦も、星稜が1回外し、その代わり星稜のキーパーが市船のゴールを1回止めて、4対4となり、サドンデスの延長戦になったとたん、なんと日テレの中継が突如終了!!!
誰もが え・・・・っ? と思っていると、その直後に始まったのは、高校サッカー準決勝のハイライトシーンを見せて解説するという「蹴球魂」という番組。オイオイ、サッカー番組を流すなら、どうして、そのままPK戦の中継を続けないんだ? 何考えてるんだ?と思っていたら、やっぱり抗議電話が殺到していました。
テレビ局にしてみれば「放送延長は不可能」なんだろうけれども、「予定どおり」にいかないところがスポーツの醍醐味。日テレにかぎらず、放送枠の秒を守ることより、試合の流れ、盛り上がりを伝えることを優先できるように、ぜひこの際、テレビ界全体が反省してほしいと思います。
高校サッカー:PK戦途中の中継終了、日テレに抗議電話(毎日新聞)
高校サッカー:PK戦途中の中継終了、日テレに抗議電話
8日に行われた全国高校サッカー選手権準決勝の市船橋(千葉)?星稜(石川)のテレビ中継がPK戦の途中で途切れたため、日本テレビなどに「最後まで放送すべきだ」などという抗議電話が相次いだ。
試合は日本テレビ系の全国43局ネットで、午後2時5分から4時まで放送されたが、PK戦が4?4になった時点で中継が終了。結局、PKは5?4で市船橋が勝った。
日本テレビには、放送終了後の2時間で約200件の抗議電話がかかってきたという。同局は「ロスタイムやPK戦が5人で決着しなかったため、試合が予想より延びてしまった。放送延長は不可能でした」と説明している。[毎日新聞 2005年1月8日 20時49分]
ピンバック: 風に吹かれて