家庭用電灯線を使ったブロードバンドの実用化にむけて、総務相が研究会を発足させるそうな。“どこでもドア”ならぬ“どこでもブロードバンド”ということになるのかな?
電力線ネット実用化で研究会
総務省は、家庭の電源コンセントにパソコンや家電製品をつなぐだけで高速のインターネットを利用できるようにする技術を実用化できるかどうか、業界などによる研究会を今月末に発足させ、本格的な検討を始めることになりました。
この技術は、家庭に引き込まれた電力線を通信手段として活用し、部屋のコンセントにパソコンや家電製品をつなぐだけで、手軽に高速のインターネットを利用できるようにするものです。総務省はこれまで、電力線から漏れた電波が短波ラジオなどと混信するおそれがあることから利用を認めてきませんでしたが、電波の漏れを防ぐ技術の開発が進んだことから、実用化に向けた検討を本格的に行うことになりました。具体的には、電力会社や電機メーカーなどによる研究会を今月末に発足させ、電波漏れの影響が少ないとされる屋内での活用に向けて、現在利用されている電波との混信がないかなどを検証することにしています。研究会では今年中に報告書をまとめる予定で、利用が認められますと、家庭内に新たな配線工事をすることなくパソコンや家電製品がネットワークで結ばれ、例えばパソコンに取り込んだ動画をテレビやビデオに転送することもできるようになります。[NHKニュース 01/22 13:42]
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