今年4本目の映画。今日で公開終了ということで、ちょいと残業して、仕事帰りに吉祥寺バウスシアターのレイトショーで、「ソウ(SAW)」を見てきました。
目を覚ましたら、そこは、すっかり荒れ果てた、どこかの地下のバスルーム(?)らしいところ。部屋の真ん中に血まみれの死体が横たわり、それをはさんで対角線にアダムと医者のゴードンが足を鎖でつながれて閉じこめられている。
いったいなぜ? 誰が? 何のために?
犯人がゴードンに宛てたメッセージは、“家族は預かった、助けたければ6時までにアダムを殺せ”と要求。やがてゴードンは、数カ月前に自分が容疑者にされた連続猟奇殺人事件を思い出す。“ジグソウ”と呼ばれる犯人を、タップ刑事は相棒のシン刑事とともに、追いかけていた…。
ということで、結末は書けません。この映画は、何も知らずに見るのが一番。いっとき、なるほどこいつが犯人だったのかと思うのですが、それで安心してはいけません。ミステリーとして、これほど見事な筋書きはないと思います。
でも、見る側としていえば、これはホントに“痛い”映画です。(^^;) “痛い”系がダメという人は、絶対に見ない方がいいと思います。ミステリー作品としては最高の出来ですが、僕は2度と見たくない映画です。
【作品情報】監督・原案:ジェームズ・ワン/原案・脚本:リー・ワネル/出演:ケアリー・エルウェズ(ゴードン)、リー・ワネル(アダム)、モニカ・ポッター(ゴードンの妻)、ダニー・グローヴァー(刑事タップ)/2004年アメリカ
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