共同通信が、政府が、米軍普天間基地の名護市沖海上基地への移設計画の見直しを、今後の在日米軍再編協議の議題として取り上げる方向で検討に入った、と報道。
本気なら、とりあえず辺野古沖でのボーリング作業を当面中止すべき。
名護沖移設の見直し提起 政府、米軍再編協議で検討(共同通信)
名護沖移設の見直し提起 政府、米軍再編協議で検討
政府は6日、暗礁に乗り上げている米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)返還問題を打開するため、1999年に閣議決定した同県名護市沖への移設計画の見直しを、今後の在日米軍再編協議の議題として取り上げる方向で検討に入った。政府、与党関係者が明らかにした。
移設計画に関しては、実現の見通しが立たないため米側が見直しを提起、日本側が拒否した経緯がある。今回、日本側からの提起を検討するのは、昨年8月に同飛行場近くの市街地で発生した米軍ヘリ墜落事故で返還の早期実現を求める声が高まっていることに加え、本格化する米軍再編協議で普天間返還実現を「地元負担軽減の目玉」と位置付け、世論の理解を得たいとの判断もあるようだ。
日米両政府は96年の特別行動委員会(SACO)最終合意で「沖縄本島東海岸沖」への移設を決めたが、今後の協議次第でSACO合意の抜本見直しにつながる可能性がある。[共同通信 2月7日2時25分更新]