放送とインターネットの融合?

ライブドアの堀江社長は、ニッポン放送の社長に事業提携を申し入れたと表明。放送とインターネットを融合させることで、企業価値を高めたいとのこと。

ライブドアがニッポン放送に提携申し入れ、出資比率引き上げも(ロイター)

ライブドアがニッポン放送に提携申し入れ、出資比率引き上げも

 [東京8日ロイター]ライブドアの堀江貴文社長は、8日午後都内で会見し、ニッポン放送の亀渕昭信社長に会い、同社に対して事業提携を申し入れたことを明らかにした。放送とインターネットとを融合させることで、企業価値を高めたい、としている。ただ、堀江社長によると、ニッポン放送側はフジテレビによるTOB(株式の公開買い付け)期間中を理由に、回答しなかった。ライブドアは、今後、影響力を高めるために、株式をさらに買い進める姿勢を示している。
 ライブドアはきょう、グループでニッポン放送の発行済株式の約35%を取得したと発表した。堀江社長は、同社への出資を通じて、「フジサンケイグループ全体との事業シナジーを考えていきたい」と語り、提携にはフジテレビも念頭に入っていることを明らかにした。影響力を高めるために、持株比率の引き上げも目指す。すでに「50カ所程度の大株主には(株式を)買い取る意思があると伝えてある」という。ただ、具体的な比率については、「現時点では言えない」とし、言及を避けた。
 一方、株式の購入元については、「誰から買ったかは、特定が難しい」とし、明らかにしなかった。ただ、1月現在でニッポン放送の大株主エム・エイ・シーに関与している村上世彰氏には、「事前に意向を聞きに行った」としている。堀江社長はまた、今後ニッポン放送に対し、大株主として役員派遣などの株主提案を行っていくことを明らかにした。[ロイター 2005年 02月 8日 火曜日 20:22 JST]

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