Movable Typeのテンプレートのバックアップが取り合いと書いたところ、tamachanさんからさっそくType Moverというものを教えていただきました。
風に語りて part IV | Movable Type のデータバックアップとリストア
英語のプログラムなので、メッセージが全部英語というのが、僕のような語学力のない人間にはちょっと恐ろしいのですが、無事に動いている見たいです。はたして、リストアする機会があるのかどうか分かりませんが、Movable Typeの中身が丸ごとテキストファイルに落とされています。
ちなみに設置の仕方はいたって簡単でした。
- TypeMover.zipあるいはTypeMover.tar.gzをダウンロードする。
- /plugins/ディレクトリの下に、/TypeMover/というディレクトリを作り、そこに解凍したファイルをディレクトリ関係を保ったままアップロードする。
- ui.cgiに実行可能に、/tmp/ディレクトリを書き込み可能にする。
以上で、Movable Typeのメインメニューの「利用可能なプラグインの設定」にTypeMoverが表示されるはずです。それをクリックすると、TypeMoverの設定画面になります。
ちょっと面倒なのは、そこでのServer FTPの設定。
ftp://{user}:{password}@{server}/{path}
と入力することになっていて、最初の{user}と{password}の部分は、サーバーのアカウントとパスワードです(Movable Typeのではないので注意)。@から後ろは、利用者のサーバーのurl({server})とmt.cgiのあるディレクトリへの絶対パス({path})を入力します。
※分かりにくいので、Readmeの注意書きを大雑把に訳すと、こうなります。
もし、利用者のサーバーが”www.example.com”で, サーバーのアカウントが”mnelson”でパスワードが”MySecret”、そしてmt.cgiがサーバー上の”/home/mnelson/cgi-bin/mt”にインストールされているとしたら、以下のようになります。
ftp://mnelson:MySecret@www.example.com/home/mnelson/cgi-bin/mt
入力が正しければ、サーバー上で動いているMovable Typeのタイトル名が表示されます(僕の場合、日本語でも文字化けしませんでした)。それをチェックして、[Proceed]をクリックすると、次の画面になります。
次の画面はちょっと紛らわしいのですが、最初にバックアップするときは、上の方にある「Download Backup」部分を右クリックして、パソコン上にファイルをダウンロードします。その下にある「Restore」云々の部分は、バックアップしたファイルから復元する場合のものですから、間違ってクリックしないように。(^^;)
ということで、バックアップは完了。ファイルを見ると、たしかにテンプレートなんかも全部バックアップされています。
ちなみに、リストア(復元)の方は、まだ試してないので、今回はノーコメントです。(^^;)
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