MTSAT-1R、第1回エンジン噴射成功

MTSAT_1R(運輸多目的衛星)

26日に打ち上げられたMTSAT-1R(運輸多目的衛星、気象衛星「ひまわり」の後継衛星)ですが、27日19時15分、静止軌道に移るための第1回のアポジスラスタ点火を予定どおり実施しました。

アポジスラスタ点火は、この後も、3月1日12時37分、3月4日9時32分に行われます。

打ち上げはJAXAの担当でしたが、打ち上がった後のMTSTA-1Rの運用は気象庁の管轄になります。
→気象庁のホームページ:気象衛星観測について

H2A:予定通り1回目のエンジン噴射 新衛星(毎日新聞)

H2A:予定通り1回目のエンジン噴射 新衛星

 国産主力ロケットのH2A7号機で26日に打ち上げられた運輸多目的衛星新1号「MTSAT?1R」は27日夜、静止軌道へ移動するための1回目のエンジン噴射を予定通り実施した。
 MTSAT?1RはH2Aから分離後、だ円軌道を回っている。衛星のエンジンを3回に分けて噴射し、赤道上空約3万6000キロの静止軌道に入る。2回目のエンジン噴射は1日午後、最終のエンジン噴射は4日午前で、静止軌道へ入るのは8日午後3時ごろの予定。機能の調整を経て、運用は気象観測が5月末、航空管制が12月ごろから始まるという。
 気象庁などは「エンジン噴射に加え、太陽電池パネルの展開などハードルが残っているが、予定通り静止軌道に投入されるものと信じている」と話している。【永山悦子】[毎日新聞 2005年2月27日 21時34分]

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