インターネットを調べていたら、Windowsがなんと5割引–マイクロソフト、中国で新手の違法コピー対策 – CNET Japanという記事が…。違法コピーを使っている人が、違法コピーの入手方法を報告すれば、正規版が半額で買えるクーポンが送られてくるそうな。
で、なんでMicrosoftがこんなことを始めたのかと思ったら、ずらずら??っと、こんな記事が出てきました。
- Windowsのアクティベーション変更、正規版ユーザーには影響なし – CNET Japan
- マイクロソフト、ネット経由の製品アクティべーションを中止へ – CNET Japan
- Windows対Windows–マイクロソフトの違法コピー対策 – CNET Japan
- マイクロソフト、全世界でWindowsの違法コピー締め出しへ – CNET Japan
- マイクロソフト、違法コピーの利用者に本物を提供へ – CNET Japan
違法コピーは、アクティべーションを厳格にすれば防げるかも知れませんが、アクティべーション手続きが複雑になると、Windowsそのものが使いにくくなって、ユーザーから嫌われてしまいます。結局、いまのアクティべーションは、違法コピーの防止にも役立たなかったし、ユーザーには面倒…ということですね。
ところで、違法コピー対策として、イギリスでは無償交換、中国では5割引という“較差”はいったいなんなんでしょうねえ。Microsoftは、中国の方が大量に出回っているからと説明していますが、“人種差別”的と言われたら困るのでは? それに、違法コピーが大量に出回れば、格安でWindowsが買えるというのも、なんだか納得いかないものが…。
だいたい2?3年毎に基本OSをバージョンアップして、そのたびに何万円かをMicrosoftに上納しないといけないというのが、どうかとも思うし。Officeソフトとあわせれば、ほとんど毎年のように3万円ずつビル・ゲイツに上納してる訳で、なんか年貢を取り立てられてるみたいな気分になります。
要は、OS1本が3万円超というのが高すぎるんで、もっと安ければ誰も違法コピーなんか買わないと思うんですけどね…。