厚生労働省の調査によって、61.8%が15歳までにコンドームの使い方を知るべきだと回答。性交渉についての知識も65.7%が、「エイズ」とその予防については71.8%が15歳までに知るべきだと回答しています。
どこかの総理大臣は、国会で堂々と、「教えられなくても、いつの間にか知っていた」と答えていましたが、少なくともこの調査結果を見る限り、総理大臣より国民の方が真っ当なようです。
コンドーム:6割が15歳までに使い方知れ 厚労省調査(毎日新聞)
コンドーム:6割が15歳までに使い方知れ 厚労省調査
コンドームの使い方は15歳までに知るべきだと考えている人が約6割に上ることが厚生労働省研究班のアンケート調査で分かった。特に13?15歳の中学生の時期に知るべきだと答えた人が5割近くを占めた。学校での性教育を巡っては、一部で行き過ぎがあるとの指摘があり、中山成彬文部科学相が4日の国会で全国調査に乗り出す考えを示唆したが、今回の調査結果も反響を呼びそうだ。
「男女の生活と意識に関する調査」で、無作為に抽出した全国の16?49歳の男女3000人を対象に昨年10?11月に実施。調査員が訪問して質問用紙を預け、後日、回収した。有効回答は1580人(52.7%)。
「コンドームの使い方」を知るべき年齢は13?15歳が46.5%。10?12歳も14.6%あり、中学生までに計61.8%が知るべきだと答えた。回答者の年齢別では、男性の30?34歳と女性の25?29歳で15歳までに知るべきだと考えている人が約7割に達した。
また「セックス(性交渉)」についての知識も65.7%が15歳までに知るべきだと回答。「エイズとその予防」については71.8%が15歳までに知るべきだと答えた。調査は、理由は求めていない。
研究班メンバーで社団法人・日本家族計画協会の北村邦夫・常務理事(産婦人科医)は「インターネットなどで性情報がはんらんする中、性の問題について『寝た子を起こすな』という態度ではいけないということではないか」と分析。そのうえで「性感染症予防のためにも、コンドームの正確な知識は義務教育期間中に教えた方がいい」と話している。【玉木達也】
[毎日新聞 2005年3月7日 20時55分]
そうですね〜15歳ですか・・・時代なんだなぁ。
私は高校時代、保健体育の先生が“ちゃんと教えるべきだ”との考えをお持ちで、避妊具と言われるモノほとんどすべてを教室で習いました。
正しいコンドームの使い方と言えば、“最初からつける”ってのが大事とのことですが、大人になって飲みながらそんな話をしていたら、「おまえに会うときは、家からつけて行かなくちゃダメなんだな」とからかわれたことがあります。(笑
>yukidarumakoさん
ようこそ。
そうですか、保健体育の先生がちゃんと教えてくれましたか。よかったですねえ。
僕は男子校だったので、保健体育というのは体育の先生で、体育の先生がちょこちょこっと保健の授業もやるだけだったので、授業では何にも教わりませんでした。まあ、小泉首相と同じで、教わらなくても知ってたけど…。(^^;)
15歳までにというのは、僕も「う?ん、いまはそんなもんかぁ…」と思ってしまいましたが、やっぱり初めて経験するより前に教えんとダメなことは確かですしねえ…。