基地の共同使用で米軍・自衛隊は一体化?

NHKが、在日米軍再編問題で、政府が基地の共同使用について重点的に議論していく方針と、報道しています。

米軍再編 基地共同使用に重点(NHK)

米軍再編 基地共同使用に重点

 政府は在日アメリカ軍の再編問題をめぐる今後の日米協議では、基地を抱える地元の負担を軽減する観点から、自衛隊とアメリカ軍による基地の共同使用について重点的に議論していく方針で、東京の横田基地や沖縄の嘉手納基地などを念頭に、共同使用の対象となる基地の選定を急ぐことにしています。

 先にワシントンで行われた日米の外務・防衛の閣僚協議では、在日アメリカ軍の再編問題に関連して、自衛隊とアメリカ軍の相互の運用性を向上させるため、在日アメリカ軍基地の共同使用を促進することで一致しました。
 これについて政府は、基地を日米で共同使用すれば、合理化によってアメリカ軍の警護にあたる人員や装備を削減できるなど、基地を抱える地元の負担軽減につながることになるとしており、来週行われる日米の審議官級協議などで、この問題を重点的に議論していく方針です。
 基地の共同使用をめぐっては、東京のアメリカ空軍横田基地に、府中にある航空自衛隊の司令部を移転し、基地を日米が共同で管理したうえで、基地の管制権を日本側に返還させる案や、沖縄のアメリカ空軍嘉手納基地に、那覇空港を利用している航空自衛隊の戦闘機部隊を移転し、基地を日米で共同使用する案などが検討されており、政府はこうした案を念頭に、共同使用の対象となる基地の選定や共同使用のあり方などについての具体的な議論を急ぐことにしています。[NHKニュース 03/10 07:37]

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