今日は、アメリカ・イギリス連合軍がイラク攻撃を開始してからまる2年。ということで、午後1時半から日比谷野外音楽堂で開かれた「いまこそ平和を守るとき 国際共同行動3.20集会」に参加してきました。参加者は6000人。ちょっと寒かったですが、ひさびさに、後ろや通路までいっぱいの集会でした。
集会では、元レバノン大使の天木直人さんが挨拶。京大法学部、外務省とエリートコースを歩んできた天木さんが、この手の集会で挨拶されるというのも、相当なものですね。米英のイラク占領とそれに追随する小泉政権を批判されただけでなく、さらに、日本が中東諸国、アジア、ヨーロッパと外交的に行き詰まっていると指摘されていたのが印象的でした。
それから、イラク人ジャーナリストのハッサン・アリー・ハッサン・アボットさんが、午前中の大阪の集会で挨拶し、それから飛行機で東京の集会に駆けつけ、「本当の犯人が捕まらず、関係ない住民が犠牲になっている。病院に行っても、医薬品がない」と、イラク国内の生々しい様子を報告。知人の7人の子どもの4人がガンでなくなり、残った3人の子どももガンに犯されているがまともな治療ができない、知人が夕食に車で出かけ、米軍の検問所――といっても、米軍は予告なく検問所を移動させるため、地元の人でも検問所に気づかず通過してしまい、射殺された、等々。アボットさんの話を聞きながら、米英の占領反対、自衛隊撤退を要求して運動するのは当然ですが、同時に、医療などイラクへの支援も必要だなあと思いました。
また、前日、同じ日比谷野音でWorld Peace Now3.19集会が開かれましたが、その主催団体の1つ、「戦争反対・有事をつくるな!市民緊急行動」の高田健さんが連帯し挨拶されました。
集会の後は、日曜日昼下がりの銀座をパレード。「イラク占領反対、自衛隊の即時撤退を」「憲法9条改悪反対」「有事法制の具体化許すな」を訴えてきました。
こんばんは。昨夜のテレビニュースを見ていたらアメリカ国内でのイラク戦争反対のデモの様子を流していました。イラクでの米兵の戦死者が増え続けていることなどから、その家族や退役軍人などもデモに参加していましたが。
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