どんな本を読めばいいのやら

90年代から最近まで、日本経済が全体としてどんなふうに動いてきたのか、概括できるような本はないのかなぁ…。金融がどうなったとか、自動車はどうしたとか、個別テーマの本はいろいろあるけれど、もっと全体を概括したものはないんでしょうか。

ご存じの方、教えてください。m(_’_)m

どんな本を読めばいいのやら」への5件のフィードバック

  1. 研究書に近いものなら思いつくものがありますが,啓蒙書のようなものではすぐ思いつきません。どのようなタイプの本をお探しであるか教えていただければお時間をいただいて探してみます。

  2. 村上龍は経済へも視点を向けていますがAmazonで検索してみたところ「NHKスペシャル 村上龍“失われた10年”を問う」という本が見つかりました。実際に手に取ったことがないので詳しくはわからないですが参考になるかもしれないと思いコメントさせていただきました。

  3. >tamachanさん、sonさん、コメントありがとうございます。

    実際どんなタイプの本を探しているかというと、茫漠としているのですが、

    ・ともかく金融とか労働とか、特定の分野を取り上げたものではなく、日本経済全体の動向を明らかにしようとしたものであること。
    ・だからといって、この分野はこう、この分野はこう、という分野別に数字をあげてあるようなものではなく、全体に目配りしながら、日本経済の動向を押さえるキーになる分野はこれ!という「視点」があるもの。
    ・超細かい実証的研究書でなければ、研究書・専門書でもOKです。もちろん、もっと一般向けの本だったりすると、なお歓迎!
    ・とくに知りたいのは、やっぱり2004年あたりから少し日本経済の風向きが変わってきたと思うので、そのあたりがどうなってるか分かるもの。
    ・いちおうマル経を勉強しているので、マル経歓迎ですが、近経の立場のものでも全くかまいません。ただ、「こうすれば企業は儲かる」式の本には興味はありません。
    ・たとえば、日本経済の不況の原因は労働コストが高いからだと言われてますが、仮にそうだとしても、本当に労働コストが高いのかどうかきちんと検討していたり、労働コストを引き下げるというのは雇用削減か賃金引き下げか、いずれにせよマクロ的には購買力の削減になる訳で、国民経済的には、ほんとにそれで景気がよくなるのかどうかきちんと検討しているようなものを探しています。

    どんなもんでしょう。(^^;)

  4. >tamachanさん
    山家さんの本は、これまでも読んできました。『「構造改革」という幻想』も読みました。でも、今回は、去年あたりからの動きを含めて知りたいので、新しいものを探しています。

    ということで、とりあえず同じ山家悠紀夫さんの『景気とは何だろうか』(岩波新書)を読んでみることにします。

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