hiroさんのnikki_2:出張おわり/カルミナ・ブラーナで紹介されていたアンドレ・プレヴィン指揮の「オルフ/カルミナ・ブラーナ」を買ってきました。
買ってきたのはSACDではなく、ただのCDのもの。録音が1993年10月となっていますが、多分同じものでしょう。
実をいうと、カルミナ・ブラーナは、聴いてみると、いろいろと聴いたことある音楽が登場するのですが、コンサートはもちろん、CDを買って聴くのは初めてです。
ここんところ、この前見たヴェルディのオペラ「イル・トロヴァトーレ」の影響で、1と月ほどず〜〜〜〜っと「イル・トロヴァトーレ」ばかり聴いて、抜け出せなくなりつつありました。マーラーやブルックナーでは、とても太刀打ちできない感じだったのですが、さすが「カルミナ・ブラーナ」! ようやく「イル・トロヴァトーレ」の怒濤のような音楽から抜け出すことができました。(^^;)
hiroさん、ありがとうございます。m(_’_)m
カール・オルフは1895年生まれで1982年没。ヒンデミットなどと同年代の作曲家で、ヒンデミットの影響やら、リズムと運動を結びつけたスイスの教育者ダルクローズの影響も受けた…(ライナーノーツより)。なるほど、それでこんな音楽なんだな、と分かったような分からないような納得をしつつ、聴いております。(^^;)
「カルミナ・ブラーナ」というのは、1803年にベネディクト派のボレイン修道院から見つかった12、13世紀の古歌集で、1847年に出版されたときに「カルミナ・ブラーナ」という題名をつけられたそうな(「ボイレンの歌」という意味らしい)。で、そのなかからオルフが24の詩を選んで、つくったものなのだそうです。初演は1937年というから、なかなかの時期だったようですね(だから、ドイツの古歌の復活?という感じの曲なのかな。そのあたりは事情不明)。
ともかく、当分は、こちらにはまりそうです…。
【CD情報】指揮:アンドレ・プレヴィン/カール・オルフ作:カルミナ・ブラーナ/ソプラノ:バーバラ・ボニー/テノール:フランク・ロパード/バリトン:アントニー・マイケルズ=ムーア/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/アルノルト・シェーンヴェルク合唱団、ウィーン少年合唱団/1993年10月、ウィーン(Live)/ドイツ・グラモフォン/UCCG-7091 439 950-2
「器楽と魔術的映像を伴う独唱者と合唱のための世俗的歌曲」というサブタイトルのついている「カルミナ・ブラーナ」は、本来踊りを伴った舞台形式の作品として書かれたもの。オルフの構想した「カルミナ・ブラーナ」を求めて活動して10年、私たちO.F.C.は年末にオルフの劇的三部作を一挙上演致します。是非、舞台をご覧頂き、「カルミナ・ブラーナ」の世界を堪能してください。