天気不明?

不明といっても、もちろん雨ではなかったことは明らか。問題は、「快晴」か「晴れ」か「曇り」かが分からなかったということですね。こればっかりは、空を見上げて雲量を確認しないとダメですからね。

「天気は不明」黄砂影響、仙台気象台が異例の発表(読売新聞)

「天気は不明」黄砂影響、仙台気象台が異例の発表

 仙台管区気象台は30日、「黄砂の影響で上空の雲の状態がわからず、天気が特定できなかった」として、同日午後3時、同6時、同9時の天気を「不明」と発表した。同気象台では、「天気を『不明』と発表することは珍しい」と話している。
 同気象台観測課によると、仙台市では昼ごろから黄砂が観測され始め、午後3時には空が一面薄い褐色に覆われていた。このため、空を見上げて天気を目視観測する職員は、雲の状態を特定できなかったという。直前の同日午後0時の天気は「快晴」だった。[読売新聞 4月30日22時58分更新]

追記:「天気不明」は「煙霧」に訂正。民間気象会社から指摘されたというのは、ちょっと情けないかも…。気象用語としては、「乾いた微粒子により視程が10km未満となっている状態」を「煙霧」というそうです。

仙台気象台:「不明」を「煙霧」に訂正 外部の指摘で(毎日新聞)

仙台気象台:「不明」を「煙霧」に訂正 外部の指摘で

 仙台管区気象台は2日、先月30日の仙台の天気を黄砂の影響で「不明」とした発表を「煙霧」に訂正した。ちりや煙で雲の状態が確認できない場合は「煙霧」としなければならず、黄砂もそれに含まれることを見落としていたという。
 同気象台によると、天気は職員が目視で観測、雲の量などで「快晴」など15種類に分類。「不明」という分類はないが、30日は黄砂が空全体を覆ったため、間違ったという。民間気象会社からの指摘で気付いた。
 同気象台が黄砂のため天気を「煙霧」としたのは02年3月22日以来約3年ぶり。
[毎日新聞 2005年5月2日 21時31分]

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