JR西日本が宝塚線の過密ダイヤの見直しを表明。
時刻表通りの運行が不可能であることを、事実上認めたことになりますね。まあ、「過ちて後改むるを憚る事勿れ」という諺もありますから、無理せずに運行できるダイヤにしてほしいものです。しかし、そのために107人の犠牲というのは、あまりに大きな代償だった言わざるをえません。
過密ダイヤ見直しへ=日常的に40?71秒遅れ?脱線事故の福知山線・JR西(時事通信)
過密ダイヤ見直しへ=日常的に40?71秒遅れ――脱線事故の福知山線・JR西
JR福知山線の快速電車脱線事故で、社内調査の結果、同線ではラッシュ時に遅れが日常化していたとして、JR西日本は30日までに、過密ダイヤを見直す方針を決めた。過密ダイヤと脱線事故との関係には言及していないが、「調査の結果を踏まえ、なにがしかの見直しを考えている」としている。
同社によると、福知山線で今月上旬、上り電車が朝のラッシュ時にどれくらい遅れているかを調査した。その結果、大阪駅などの終着駅や主要駅では日常的に遅れが発生し、平均40?71秒に達していることが分かった。
電車の遅れの要因は通常、乗客の乗降にかかる時間がほとんどという。[時事通信 4月30日22時1分更新]