連休ど真ん中の4日、渋谷シネ・アミューズでフランス映画「フレンチなしあわせのみつけ方」を見てきました。今年12本目。
仏の人気俳優イヴァン・アタル演じる自動車ディーラーのヴァンサンは、妻ガブリエル(シャルロット・ゲンズブール)と息子ジョゼとの3人暮らし。いかにもしあわせ風なのだが、ガブリエルは、夫が浮気をしていることを直感する…。
ということで、シャルロット・ゲンズブールが、不動産業者として仕事をしつつ、子育てもするし、夫の浮気に悩みもするという“健気な”女性を好演。明るいんだけれども、ちょっと憂いも感じさせるキャラクターが魅力的です。
それにたいし、ヴァンサン、妻ナタリー(エマニュエル・セニエ)といつも夫婦げんかをしているジョルジュ(アラン・シャバ)、独身のフレッド(アラン・コーエン)の3人組は、「妻だけを愛するなんてことができるのか」などと、寄ると触ると女の話ばかり。フランス男って、要するに“下半身”人間なのね??と呆れるお話です。(^_^;)
しかし、それが嫌みなく映画になるところが、フランス映画の魅力。ハリウッドでつくるとしたら、多分、殺人事件が起こってミステリー仕立てになっていくのでは? 日本だと、どろどろして、最後は“道行き”になるにちがいありません。大統領に愛人がいたってスキャンダルにならない、といわれるだけのお国柄。見事でした。
ちなみに、監督・主演のイヴァン・アタルは、シャルロット・ゲンズブールの旦那。作品中の妻役を自分の奥さんに演じさせるという“お手盛り?”映画ですが、自分は浮気をしても、奥さんには結局浮気させない?あたりに、男の身勝手が現われてるかも…。
【映画情報】監督・脚本・出演:イヴァン・アタル/製作・出演:クロード・ベリ/出演:シャルロット・ゲンズブール、アラン・シャバ、エマニュエル・セニエ、アヌーク・エーメ、ジョニー・デップ/2004年 仏
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はじめまして。
トラックバックありがとうございます。
同じ題材を日本、ハリウッドで作ったとしてもこの作品の
ように洒脱な映画にはきっとならないですよね。
お国柄ってことなんでしょうか。。。
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ミチミチのzattchiです。
TBありがとうございました。
ゲンズブールの人間味あふれる演技が魅力的でしたね。
ほんとうに、エスプリがきいているおしゃれな映画です。
フランス映画って雰囲気最高です。
フランス男は下半身の話ばかりのようですよ(笑)
フランスにいる友がいっていました。
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はじめまして。TBありがとうございました。
シャルロットの襟足の美しさをながめつつ、なんでこんな素敵な奥さんがいるのに浮気やめられないんだろう、ほんに身勝手なオトコじゃ?と思いました。茶系でまとめた着こなしもお洒落。シャルロットってホント脚長ですね? うらやましい!
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はじめまして、こんにちは。
わたしもTBさせていただきました。
最近フランス映画にはまりだしてますが、もっぱらDVD鑑賞で映画館で観たのはこれが初!
今日も話題の「コーラス」を観に行こうかと。。。
おもしろい映画がありましたら、また紹介してくださ?い!!
初めまして。トラバありがとうございました。
言われてみれば、確かにフランスらしいエピソード満載の映画ですよね。当たり前だと思っていた自分はだいぶフランスずれしているのだなあ…
フランス人は、男も女も、自分は浮気をするのは平気で、相手に浮気されるのはイヤなんですよ(笑)
アランジャバ(旦那の友達ですね)が出てる「ムッシュカステラの恋」あたりを見ると、「あんたら勝手すぎ!」なところが満載で、面白いです。
はじめまして。トラックバックありがとうございます。
シャルロットがとっても魅力的な映画でしたね。
つい、「嫁自慢か?!」とツッコミたくなりました。
男性陣の会話を聞きながら、呆れるやら可笑しいやら・・・
深刻になりがちの話を軽く仕上げるあたり、フランス映画っぽいかな?と感心しました。
最後に私もトラックバックさせて頂きます。
よろしくお願いします。
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はじめまして、トラックバックありがとうございます。
シャルロットがとても魅力的な映画でしたね。
重くなりそうな話を軽くまとめたところがフランス映画っぽくて面白かったです。
男性陣の会話は呆れるやら可笑しいやら・・・
最後に私もトラックバックさせていただきました。
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初めまして。遅ればせながらTBありがとうございます。私もTBさせてもらいました。
「嫁自慢」なところもありますが、まぁいっかと許せてしまいますね。前作でもこの夫婦は夫婦役でしたが未見で、ちょっと気になる作品です・・・
トラックバックありがとうございました。
先日、ヨコハマで開催されていたフランス映画祭に
行ってきました。
アンヌ・パリローがゲストとして来ていました。
とても素敵な方に思えました。
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こちらもTBしていただいたんですね。
ありがとうございます!
しかも僕も全く同じような印象を受けました。
こんなにも女の事しか考えないフランス人を、こうもポップに嫌気なく描けたのは、やはりお国柄なんでしょうかね。
これからもよろしくどうぞ^^
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