生涯、漫才師…喜味こいしさんの話

今日の「東京新聞」夕刊(5/27付)の2面「あの人に迫る」に、大阪の漫才師・喜味こいしさんが登場されています。とくに最後に記者が「ぜひ伺いたいのが戦争です」と尋ねたのに、こんなふうに答えられているのが印象に残りました。

原爆や戦争の話はいやなんです。僕ら生きているからよろしいで。でも僕の代わりに誰かが死んでいる。一兵卒から戦争は起きません。えらい方が起こすのが戦争で、一番エライ目をするのが兵隊。戦争は人間がやるもんやない、というて人間がやっている。だから言うだけむなしい。

「僕の代わりに誰かが死んでいる」という気持ち、戦争の話をするのを恥と思う心持ち。ある世代から上の人は、みな、こういう心情を持っておられると思います。

他にも、いかにも「いとし・こいし」らしい話がいろいろ登場します。
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A級戦犯は「赦免」されていない

政府の答弁書によると、A級戦犯については、「減刑」は行われましたが、「赦免」は行われていません。また、「赦免」とは、「刑の執行からの解放」を意味するものであって、赦免されたからといって判決の効力が取り消されるわけではありません。

日本の戦争犯罪についての軍事裁判に関する質問主意書(1991年10月1日提出)

参議院議員吉岡吉典君提出日本の戦争犯罪についての軍事裁判に関する質問に対する答弁書(同10月29日)

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