ついにアメリカにも見放され…

ライス国務長官が、町村外相に、日本の常任理事国入りをめざした決議案に「現状では賛成しがたい」として、提案先送りを要請。

頼みの綱のアメリカからも見放され、さてどうするつもり…?

米国務長官、「決議案賛成は困難」 国連安保理改革(朝日新聞)

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札束で頬を張る

こういう言い方をしたら、金を出したんだから文句を言うな、と受け取られるだけです。

それに、ODAを出していることが軍国主義復活でない証拠というなら、ODAを減らしていることはどう申し開きするつもりだったんでしょう? それに、赤字国債といえば、赤字国債を出してまで中期防を進めてきたんだし。どっちにしても、反論になってないと思うんですけどねぇ…

軍国主義批判とんでもない/外相、国際貢献を強調(四国新聞)
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ラムズフェルド氏、沖縄の基地負担軽減に難色

この手の記事は、本土のニュースだけを見ていると、淡々とすすんでいるように見えてしまいがち。沖縄のメディアをみると、米軍基地再編が基地負担軽減に結びつかないこと、日本側もそのアメリカに抗してまで要求をつらぬくつもりがないことが分かります。

米、負担軽減に難色 日米防衛首脳会談(琉球新報)

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「報告なく全く問題ない」ですませてよいか?

製造時期の異なる車両の連結でブレーキ異常が起こる可能性については、以前にもコメントしましたが、2000年の日本機械学会・鉄道技術シンポジウムで、そうした報告がおこなわれていたことが明らかになりました。

「実際の運転に影響があったという報告はなく、全く問題ない」といって片づけるのではなく、実地の検証が必要でしょう。

脱線電車と同じ製造時異なる車両連結、ブレーキ異常?(読売新聞)
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今週の「九条の会」(6月6日まで)

6月6日までの記事を、インターネットからピックアップしました。各地の「九条の会」は、5月末現在で、2000を突破! 2007になったそうです(「九条の会」事務局調べ)。詳しくは、「九条の会」ニュースをご覧ください。

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日本語の3つの条件

作家の阿刀田高氏が、「東京新聞」夕刊の文化欄で、日本語の3つの条件を書いています。その3つの条件というのは、<1>明快で、<2>的確で、<3>美しい、というもの。

<1>明快、というのは、「言葉遣いも構文もわかりやすいこと」。やさしい表現が望ましいけれども、ある程度の豊富さは絶対に必要だ、とも言っておられます。<2>的確とは、「対象を過不足なく表わしていること」。これは非常にわかりやすいですね。過不足なく表現するためには、語彙の豊富さを必要とすると指摘されていますが、なるほど大事なポイントですね。<3>美しいということについては、「大ざっぱなものさし」として、「言葉として美しいこと、イメージが美しいこと、趣きがあること」が上げられています。

さらに、「あえて韜晦を選ぶこと」、「あえて不充分のままでおくこと」、「あえて異端の美しさに訴えること」もあると、実に的確な指摘。阿刀田氏の指摘は、文学を中心としたものでしょうが、論文を書くときも心がけたいものです。