高知の明徳義塾高校で、授業中に、高3生徒がナイフで同級生の胸を刺す事件が発生。
使われたナイフは刃渡り7cm。TBSのニュースによれば、加害者とされる生徒は、ナイフは「殺す目的で持ってきた」と話しているとのこと。
高3、同級生刺す 高知・明徳義塾高校
30日午前10時20分ごろ、高知県土佐市宇佐町竜の私立明徳義塾高校(吉田圭一校長、722人)竜国際キャンパスの校舎内で、3年の男子生徒(17)が持っていたナイフ(刃渡り約8センチ)で同級生の男子生徒(17)の胸部を刺した。県警土佐署は、刺した生徒を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
土佐市消防署によると、同校からの119番通報が10時23分にあった。刺された生徒は同市内の病院にいったん運ばれたが、医師の判断で高知市内の高知医療センターに転送されたという。
学校側などによると、2時間目の現代国語の授業の終了間際、加害者とされる生徒が突然立ち上がり、2列前の席にいた被害者の生徒の所に歩いて行き、防水スプレーをかけた。被害者の生徒がけり返す形でもみあいになったが、加害者とされる生徒がナイフを取り出し、胸部を刺したという。
学校によると、被害者の生徒は重傷だが、意識ははっきりしているという。
同校によると、事件が起きた土佐市内の竜国際キャンパスは、01年4月に開校した。普通コースやスポーツコースがある須崎市内の本校とは別に、外国語の学習に重点を置いた国際コースが置かれ、現在、中学生約95人、高校生約290人が在学しているという。
明徳義塾は高校野球の強豪校として知られ、甲子園には春、夏通じて23回出場。02年夏の全国高校野球選手権大会では初優勝した。[asahi.com 2005年06月30日]
高3男子が同級生刺す、明徳義塾
高知県の私立・明徳義塾高校で、男子生徒が授業中に同級生をナイフで刺す事件があり、刺した生徒は殺人未遂の現行犯で逮捕されました。
事件があったのは土佐市宇佐町の明徳義塾高校で、30日午前10時20分ごろ、3年生の男子生徒(17)が授業中に別の男子生徒に防水スプレーを吹きかけたことをきっかけに、もみ合いになりました。
そして、刃渡り7センチのナイフを取り出し、被害者の男子生徒(17)の腹などを刺しました。
刺された生徒は重傷で、刺した生徒は殺人未遂の現行犯で駆けつけた警察官に逮捕されました。
調べに対して生徒は、「数日前、刺した生徒と体が触れた、触れないで口論となり、教室で悪口を言われるようになった。きょうは殺す目的でナイフを持って登校した」などと、「殺意を認めている」ということです。(TBS NEWSEYE 30日 17:40)
同級生刺し逮捕の高3年、教諭に「迷惑掛けた」(NIKKEI NET)
同級生刺し逮捕の高3年、教諭に「迷惑掛けた」
高知県土佐市の明徳義塾高校竜国際キャンパスで3年の男子生徒(17)が同級生(17)を刺し、殺人未遂の現行犯で逮捕された事件で、同高の吉田圭一校長らが30日午後、記者会見。生徒が逮捕時、教諭らに「ご迷惑をお掛けしました」と謝ったことを明らかにした。
同高は、男子生徒に対するいじめなどはなかったとしている。生徒は授業中に防水スプレーを吹き掛け同級生とけんかになり、持っていたナイフで刺したが、同高は「なぜそんなことをしたかは不明」とし、土佐署は動機などを調べる。
2人は国際英語コース。男子生徒は成績が良かったが友達が少なく、あまり話さないタイプという。凶器のナイフは折り畳み式で刃渡り7センチ。ポケットに持っていた。
調べでは、生徒は30日午前10時20分ごろ、授業中に同級生とけんかになり、ナイフで同級生の胸を刺し大けがをさせ、教諭に取り押さえられた。〔共同〕(18:00)
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