さて、これが本当なのかどうか。後追いのニュースが出てくるかどうかもふくめ、追いかけてみる必要がありそうです。
イラク:駐留米軍が5人の米国人拘束 米国防総省
【ワシントン吉田弘之】米国防総省は6日、イラク駐留米軍が昨年暮れから今年6月にかけイラク国内で5人の米国人を拘束したことを明らかにした。「テロリストの可能性、または他の犯罪行為」が拘束の理由で、訴追もせず弁護士との接見も禁止している。
国防総省は拘束者の氏名など詳細は明らかにしていない。5人のうち3人がイラク、1人がイラン、もう一人がヨルダンの各国籍も持っているという。
6日付米ニューヨーク・タイムズ紙によると、このうち1人はロサンゼルスを拠点に映画制作に携わるイラン系米国人のサイラス・カール氏(44)。米国市民自由連合(ACLU)は「拘束は憲法違反で人権侵害に当たる」として、ワシントンの連邦地裁に保護請求を行った。
同紙によると、カール氏は今年5月中旬、遺跡のドキュメンタリー映画を撮影のためイラク入り。同17日、バグダッド市内でタクシーに乗っているところを運転手とともにイラク治安部隊に拘束され、米軍に引き渡された。治安部隊がタクシー内を捜索したところ、イラク武装勢力が爆弾に使用する洗濯機用のタイマーを多数発見したという。
[毎日新聞 2005年7月7日 10時39分]