「従軍慰安婦はなかった」発言の中山文科相が、自分を支持してくれたメールを得々と紹介したそうな。
しかし、「戦地にある不安定な男の心をなだめ、一定の休息と秩序をもたらした存在と考えれば、プライドを持って取り組むことが出来る職業だった」とは! そこまでいうなら、ぜひともこのメールを送ったというご本人がサマワへ行って、男性自衛隊員の心をなだめられたらどうだろう? いや、自由と民主主義のために果敢に闘っているアメリカ兵(男性)のためにも、プライドある仕事に励まれたらいかがだろうと言いたくなるぐらい、馬鹿げた発言。それを得意げに紹介する政治家はなにをか言わんやです。
ちなみに、産経やら読売は、この部分を報道していません。これも、メディアとしていかがなものか。
慰安婦発言支持のメール、中山文科相「感銘受けた」(朝日新聞)
慰安婦発言支持のメール、中山文科相「感銘受けた」
朝日新聞:2005年07月11日10時08分中山文部科学相は10日、福岡市での講演で、「従軍慰安婦という言葉は当時存在しなかった」という自らの発言を支持する日本人留学生のメールを約9分間にわたって読み上げ、「感銘を受けた」「若い方々は本当に真剣に考えてくれている。ありがたい」と語った。
中山氏は「私の発言に関してはご批判もあるが、若い方々からの励ましがすごく多い」として、カナダの大学院で学ぶ20代の女性からのメールを紹介した。
中山氏によると、メールは「(従軍慰安婦は)一部の日本人が自虐的にも戦後作った言葉だ」と、中山発言を支持。「彼女らには大いに同情すべきだが、(意に反して売春させられたのは)古い時代の日本の農村で見られた情景とそう変わらない」「戦地にある不安定な男の心をなだめ、一定の休息と秩序をもたらした存在と考えれば、プライドを持って取り組むことが出来る職業だったという言い方も出来る」とも述べているという。
ピンバック: ++つぶやき手帳++
本当に馬鹿馬鹿しい話です。じゃあ売春防止法はなんだと言うのでしょうね。
ピンバック: ▼milou
初めまして、今回の件は本当に酷いものだと思います。このメールの送った人の常識を疑います。慰安婦にならざるを得ない状況にある背景を考えずに、軽率な事を言うべきではないと思いますね。
ピンバック: 新聞記者の雑記帳