吉永小百合さんの思い

今日の「東京新聞」夕刊、「あの人に迫る」というコーナーで、俳優の吉永小百合さんが、「声が出るかぎりは続けていきたい」と原爆詩の朗読を続ける思いを語っていられます。

改憲の動きについて

憲法9条が私たちを守ってくれていると思うんですね。60年間、外国に行って人を殺さなかったというのは日本の誇りだと思うし、よその国からうらやましがられている憲法だと思うんですね。それを大事にしないって言うのは分からないし。すぐ(改憲論者は)国際貢献のためには、っておっしゃるけど、武力じゃなきゃ国際貢献は成立しないのって聞きたくなるんですね。言葉や頭を使ってできるはずです。

ときっぱり。さらに、最近の日本の動きについても
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MT-3.2beta3が出ました

MT-3.2beta3

予告通り、MT-3.2のbeta3が出たので、さっそく新規インストールしてみました。

→ただいま実験中

とりあえず気がついたのは、

テンプレートのデザインが変わって、ちょっとクールな感じになったこと。
カレンダーは相変わらず復活しない…。
サブカテゴリーのインポートが相変わらずうまくいかない。

などなど。

Movable Type 3.2 Beta – Release: Movable Type 3.2 Beta 3

AU、G4案との共同見送り

AU首脳会議が、日本などG4の国連安保理改革枠組み決議案との共同を見送り。

日本の“当て”がますます外れてゆきます。もうこうなったら、町村さんが公言されたとおり、分担金の支払いを凍結してみるしかない? でもそうなったら、世界中の顰蹙を買って、常任理事国はおろか、非常任理事国にも2度となれなくなるでしょうが…。

安保理拡大でAU、共同決議案見送り(朝日新聞)
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画期的な靖国神社論――赤澤史朗『靖国神社』

赤澤史朗『靖国神社』表紙カバー

ようやっと赤澤史朗『靖国神社』(岩波書店)を読み終えました。

この本の靖国神社論は、画期的なものです。なぜなら、戦後の靖国の「平和主義」の可能性というものを考察の軸の1つに据えているからです。靖国神社の「平和主義」? と思われるかも知れませんが、これは言い換えると「殉国」「顕彰」か「追悼」かの対立。靖国神社も戦後の再出発の時点からずっと今のような靖国神社ではなかったということです。

もちろん、靖国神社の「平和主義」は、靖国神社の戦前の伝統からきちんと抜け出すことができず、結局は、「殉国」「顕彰」の流れに飲み込まれてしまう訳ですが、同じ、「殉国」と「追悼」との対立は、広く日本国民の戦争犠牲者にたいする態度のなかにあったわけで、敗戦からの絶対的な「時間」の経過とも重なって社会的な変化を重ねていくことになります。そこを、「靖国問題」にたいする国民各層の動きというかたちで追っていったところに、この本のおもしろさがあるように思いました。
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