社民党は、総選挙に向けて「憲法9条を守る社民党が必要だ」とアピールしているが、それにもかかわらず、憲法9条改定をかかげる民主党と選挙協力。7選挙区で民主党が立候補しないことで合意というが、当然、社民党が立候補しない選挙区では民主党への応援が求められるはず。本当にそれでよいのか?
土井氏は比例単独5位 7小選挙区で民主と協力
社民党は22日午前、党本部で在京幹部会を開き、衆院選で土井たか子前党首を比例近畿ブロックの単独候補として擁立し、名簿順位を最下位の5位とすることを決めた。大阪10区から出馬する辻元清美元衆院議員ら4人の重複立候補者を同列で1位とする。
社民党は前回衆院選の比例近畿で1議席獲得にとどまっており、今回、近畿全域で大きく票が伸びなければ、土井氏の当選は難しい情勢だ。社民党は知名度の高い土井、辻元両氏の「二枚看板」で退潮に歯止めをかけたい考え。
又市征治幹事長は幹部会後の記者会見で、土井氏の比例順位を5位にしたことについて「土井さんの意志が固く、意向を尊重せざるを得なかった。党本部としては地元の判断を尊重したい」と述べ、土井氏の意向と党大阪府連の方針を重視したことを強調した。
又市氏は民主党との選挙協力に関連し、宮城6区、山形3区、新潟3区、香川3区、佐賀3区、大分2区、沖縄2区の7選挙区で、民主党が候補者を擁立しないことで合意したと発表。
[共同通信 2005年 8月22日 (月) 12:24]