都響第612回定期演奏会 ブルックナー交響曲第4番など

昨日に続いて、今夜もサントリーホールへ。(^^;)
ホントは金曜日の上野・文化会館なんですが、明日は新日本フィルの定演なので、チケットを振り替えてもらいました。

【演奏会情報】

  • ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調(Hob.VII b:1)
  •     休   憩
  • ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 “ロマンティック”(ハース版)

指揮:クリストフ・エーベルレ/チェロ:古川展生

前半のハイドン:チェロ協奏曲は、1961年になって筆者譜が発見されたという曲。演奏会で生のハイドンを聴くのは本当に久しぶりでした。明るく、分かりやすい音楽構成は、やっぱり…という感じで、たまにはハイドンもいいかなと思えました。(^^;)

古川展生さんの演奏は、溌剌としていて好印象。都響の主席チェロ奏者を務めるとともに、ソリストとしても活躍されているそうで、また聴いてみたくなる演奏でした。

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歴史教科書、靖国など「安倍シンパ」が落選

  • 「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」幹事長の衛藤晟一氏、郵政法案反対で公認が得られず落選。
  • 「平和を願い、真の国益を考え、靖国参拝を支持する若手国会議員の会」会長の松下忠洋氏も郵政法案に反対し落選。
  • 「国家基本政策協議会」会長の森岡正宏氏も郵政法案に反対し落選。

ということで、「国益を重視する理念的な『保守派』がガタガタになった」と「産経新聞」がぼやいてます。

教科書・拉致・靖国…メンバー相次ぐ落選 自民「保守派」思わぬピンチ(産経新聞)
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総選挙後の政治

同じく「日経」夕刊の記者座談会は、任期延長論に関連して、こんなことも言ってます。

――来年9月で切れる小泉の総裁任期は延ばすのかな。
A 本人にその気はない。郵政民営化以外に関心がないから。年金改革も行財政改革も「次の首相が取り組むべき課題」と思っている。

なんともまぁ、無責任な話ですが、小泉首相ならありそうなこと。(^_^;)

小泉首相はいつ決断したか-その2 総選挙の結果をどう見るか(14)

「神奈川新聞」9月13日付に「解散決意は1年前」という記事が載っています。

 小泉が与党の了承なしに郵政民営化基本方針を閣議決定し、直後の内閣改造もその方針を踏み絵とするなど「郵政シフト」を強いた昨年9月。国対委員長中川秀直は、対応を協議していた小泉から打ち明けられた。
 「法案が否決されたら解散する。誰にも言うなよ」

 解散への構えも事前に整えていた。まだ法案が衆院特別委員会で審議されていた6月から7月にかけ、小泉は周辺に「法案が成立するケースの対応は一切考えなくていい」と言い放った。微妙な言い回しだが、「否決―解散」に備えよとの指示だった。

 一方、七月五日の衆院本会議での予想以上の反対票続出を経て、小泉サイドは選挙に向けて準備に入っていた。同月末には側近の首相秘書官飯島勲が、環境相小池百合子や上智大教授猪口邦子ら数十人に上るリストを手に、亀井ら反対派の選挙区に擁立する対抗馬の選定作業に着手した。

う〜む、こうやって考えると、まるっきりの仕手戦だなぁ…。

小泉首相はいつ決断したか 総選挙の結果をどう見るか(13)

「日経」夕刊の記者座談会から。どこまで本当かは分かりませんが…。

A 六月ごろ、国対委員長の中川秀直に電話で「やろうよ」と言ったらしい。中川は「待ってください」と押しとどめてたとか。
B 中川も「勝てる」とみて方向転換した。郵政法案の参院採決直前、森喜朗に小泉説得を命じられたが、「解散を志向するおれに言っても無理ですよ」と答えてた。
C 財務省のある幹部は春ごろから「官邸が法案修正で全く譲らないのは解散を誘発するためだ」と吹聴していたよ。

「読売新聞」9月13日付の座談会では、宮沢元首相がこんな発言をしています。

 ――首相にはっきりしたシナリオはあったのか。
 宮沢 それはもっと評価しないといけない。今度だって2、3か月のところは読んでやっていると思う。

憲法調査委員会設置へ

衆院各派協議会で、自民・公明与党と民主党が常任委員会として「憲法調査委員会」設置で合意。憲法改正の「国民投票法案」制定に向けて、国会審議ができるようにするもの。

自衛艦のインド洋派遣延長、定率減税の07年度全廃に続いて、自民大勝で真っ先に着手したことの3つめがこれ。

衆院に「憲法委員会」設置へ 自民が提案、民主も応じる(朝日新聞)
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