景気回復局面と言われつつも、まだまだ中小零細企業や地方経済は厳しいと言うことです。
8月の企業倒産754件、前月比12%増
民間信用調査機関の帝国データバンクが14日発表した8月の全国企業倒産集計(負債総額1000万円以上)によると、法的整理による倒産件数は前月比11・7%増の754件、負債総額は同21・4%減の3280億5300万円だった。
中小・零細企業の倒産が増えたため、件数は2か月ぶりに増加したが、大型倒産が少なく、負債総額は3か月連続で減少した。
帝国データバンクは「業績好調な大企業に比べ、地方を中心とする中小零細企業はまだまだ厳しい経営環境のところも多い」と分析している。[2005年9月14日23時17分 読売新聞]
横町です
倒産件数が中小企業に集中しているのも、大企業は政府や監査法人との癒着があるから、という感があります。
が、一方で「8月首都圏マンション発売戸数、12.7%増、8月では過去最高、45%が即日完売(9/14)」
http://www.nikkei.co.jp/keiki/news/20050914d3l1404614.html
というニュースもあり、腑に落ちないような気もします。
勝ち組負け組みの差ということでしょうか?
>横町加代さんへ
要するに、景気が良くなったことを示すデータがある一方で、いろいろ悪いデータもある。「ムラがある」というのが、いまの景気回復の実態ではないでしょうか? ある部分では「勝ち組」「負け組」の差でもあるでしょうし、都会と田舎の差だったり、大企業と中小零細企業の違いだったりするのだと思います。
その原因は何かというと、結局、一般消費者のところで、本当に消費が回復してない、というところではないでしょうか。