全国各地の「九条の会」の動きを、インターネットで流れているニュースから拾いました。
九条の会:憲法守り、平和築こう 2団体が講演会――那須塩原・宇都宮/栃木
◇18日・那須塩原、24日・宇都宮憲法9条を守り、平和を築こうと作家の大江健三郎さんら著名人が「九条の会」の運動を始めて1年がたった。九条の会のアピールに賛同する運動は各地に広がり、8月末で全国に3115団体、県内には準備中のものも含めて17団体ができた。県内2団体が、講演会を予定している。
「那須野が原・九条の会」は18日午後1時半、那須塩原市上厚崎の黒磯文化会館で、「九条の会」事務局長で東京大の小森陽一教授(53)を迎えて講演会を開く。同会が大規模な集会を開くのは初めて。自民党の改憲の動きに危機感を募らせた同市太夫塚、元中学校社会科教諭、槐(さいかち)六男さん(66)たちが中心となって急きょ、5月に結成された。
槐さんは、東京都豊島区生まれ。疎開で大空襲こそ免れたが、故郷の焼け野原の風景が記憶に鮮明に残っている。「いつでも空腹だった。あんな思いを若い人たちに二度と味わってほしくない」と話す。九条の会に集まった人たちは60歳以上が多かったが、槐さんたちは「平和の大切さ、戦争の悲しみを痛いほど分かっている私たちの年代がまず頑張らなければ、若い人にも伝わらないだろう」と一軒一軒、歩いてまわりながら参加を呼びかけた。現在、賛同者は同市を中心に200人以上になった。
演題は「世界に輝かせよう!憲法九条」で、入場無料。問い合わせは槐さん。また、8月6日に発足した「九条の会・栃木」(宮本栄三宇都宮大学教授代表)も、24日午後2時から、宇都宮市駒生1、県教育会館で作家の早乙女勝元さんを招いて設立記念集会を開く。演題は「憲法9条の伝書鳩に―ある作家の体験から―」。ビオラ演奏や「軍隊を捨てた国」のビデオ上映(約15分)もある。入場無料。問い合わせはとちぎ市民法律事務所(電話028-636-6103)。【田後真里】
[毎日新聞 2005年09月17日12時29分]
「9条の会」あす発足へ/各務原・岐阜
学者や医師ら有識者約30人が呼び掛け人となった「9条の会・各務原」の発足のつどいが、17日に各務原市勤労会館で開かれる。
「9条の会」は、日本国憲法を守り、永久の平和を願う活動を行うグループ。県内では、準備会を含めて教職員関係者らが既に19団体を立ち上げ、活動している。
発足のつどいでは、劇団はぐるま主宰のこばやしひろしさんが、「21世紀は、アジアの世紀」と題して記念講演するほか、竜宮亭無眠さんの落語も披露される。
参加は無料。午後1時開場、同1時半開会。問い合わせは「9条の会・各務原」設立準備会世話人の岩井さんへ。(asahi.com 9/16)
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