結局、今日は何にもせずに、一日ごろごろ。(?_?;)
やっぱり疲れてますねぇ?
少し前だけれども、考古学についての本を2冊読みました。どちらも、考古学の年代測定法に関連したものです。
- 金関恕・森岡秀人・森下章司・山尾幸久・吉井秀夫『古墳時代の始まりを考える』(学生社、2005年5月刊)
- 春成秀爾・今村峯雄編『弥生時代の実年代 炭素14年代をめぐって』(学生社、2004年刊)
2002年に、弥生時代の始まりがこれまで考えられていたよりも500年遡るという説が出されていたのですが、この「暦年較正年代」の正体がよく分からなかったのですが、2冊目の本を読んで、ようやく少し分かってきました。従来の学説との関係をどうするかという問題は残っていますが、年輪年代法も含め、弥生時代の実年代が相当遡るのは間違いありません。