自民党・中川秀直国対委員長が、憲法「改正」国民投票法案について「来年中に必ず整備」すると表明。
また、山崎拓・前副総裁が、小泉首相の靖国参拝について「年内に実行するだろう」との見通しを明らかにしました。
自民党の中川国対委員長、国民投票法「来年中に整備」(日経新聞)
小泉首相「年内に靖国参拝」 山崎自民前副総裁が見解(朝日新聞/時事)
自民党の中川国対委員長、国民投票法「来年中に整備」
自民党の中川秀直国対委員長は25日午前、NHKの討論番組で、憲法改正手続きを定めた国民投票法案について「どんなに遅くても来年中に必ず整備していかないといけない」と述べ、来年の通常国会で成立を目指す考えを示した。
中川氏は「民主党と一致してやりたい」と述べ、自民と公明、民主が合意した上で法案を提出することが望ましいと指摘したが「来年になっても(民主党が)案を出さないなら与党の責任としてやらないといけない」と与党単独での提出も辞さないと強調した。
これに対し、民主党の野田佳彦国対委員長は同番組で「(国民投票法案で)一致できないと(憲法改正)本体の合意形成は難しくなる。(国民投票法案は)ちゃんと一致したところから始める姿勢で臨む」と述べた。
中川氏は議員年金制度見直しについて「(特別国会で結論を出すことが)不可能だと思わない。与野党共通の話なので、全会派がなるべく賛成できるように持っていきたい」と指摘。野田氏も「最終的には与野党で一致する形にしたい」と応じた。〔共同〕 (NIKKEI.NET 2005/09/25 12:25)
小泉首相「年内に靖国参拝」 山崎自民前副総裁が見解
自民党の山崎拓前副総裁は25日午前のフジテレビ番組で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題について、「年内に靖国神社参拝を実行されるだろう。政治信条は変えないと思う」との見方を明らかにした。
また、山崎氏は靖国問題の解決策に関連し、A級戦犯の分祀(ぶんし)について「(受け入れられないとの)靖国神社(の姿勢)が固く、あきらめざるを得ない」と強調。国立追悼施設建設に関しても「時間がかかる」として、当面の解決策にはならないとの認識を改めて示した。(時事)[asahi.com 2005年09月25日14時14分]
しかし、靖国参拝を強行して、対外的に「国民は支持している」などと強弁することも可能かもしれませんが、それで外交的なゆきづまりが何とかなるわけでもなし…。
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