韓国の統一外交通商委チェ・ソン議員が、アメリカの情報公開法で公開された資料から、1987年当時に在韓米軍が春川(チュンチョン)基地に核兵器を保有していた事実を確認したと発表。
「在韓米軍、1987年核兵器保有」
国会統一外交通商委チェ・ソン議員(開かれたウリ党)は25日「在韓米軍が1987年当時、春川(チュンチョン)基地であるキャンプページ(CAMPPAGE)に核兵器を保有していた事実を文書で確認した」と該当の文書を公開した。
87年9月22日に作成されたことになっているこの文書は、核兵器支援派遣団の作戦進行規範(SOP)だ。
チェ議員は「作戦進行規範には該当の部隊に割り当てられた核兵器の輸送、保管、打ち上げなど具体的な作戦について盛り込まれている」とし「この規範で言及された核兵器は92年、韓半島非核化宣言によってすべて韓半島外部に移されたと思われる」と述べた。また「この文書は米国の情報自由法によって公開された資料で、知人を通じて米国防省資料室で直接確保した」と説明した。
チェ議員は2004年10月、米メリーランド大学国際安保センター資料を引用して「米国が95年、北朝鮮に対する軍事的圧迫次元で核攻撃メッセージを伝達した」ことを主張している。[中央日報 2005.09.26 07:51:27]