首相の靖国参拝の世論調査をどう見るか

小泉首相の靖国参拝について、朝日新聞と共同通信が世論調査を実施。
朝日の調査では、参拝したことについて「よかった」42%、「参拝するべきではなかった」41%で、「賛否が二分」としています。共同通信も、「参拝してよかった」48.1%に対し「参拝すべきではなかった」45.8%で、9月の調査(「今年は見送るべきだ」53.0%、「今年も参拝すべきだ」37.7%)とは「賛否が逆転した」としています。

しかし、同じ共同通信の世論調査で、次期首相に望む対応では「参拝すべきではない」45.9%、「参拝すべきだ」37.5%で、9月調査とあまり変わっていません。つまり、今回の参拝は認めつつも、将来に向けては「参拝すべきではない」というのが世論の多数ということなのでしょうか。

首相靖国参拝、賛否は二分 中韓との関係「心配」65%(朝日新聞)
靖国参拝、支持が上回る 共同通信緊急世論調査(共同通信)
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NYタイムズ紙が、小泉首相の靖国参拝は「無意味な徴発」

ニューヨーク・タイムズ紙が18日付社説で、小泉首相の靖国神社参拝を「東京の無意味な挑発」「日本の軍国主義の最悪の伝統を容認した」と厳しく批判。

あれこれ言い訳してみても、通用しないものは通用しない、ということです。

米NYタイムズ紙、靖国参拝は「無意味な挑発」(朝日新聞)
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