今週の「九条の会」(10月29日まで)

各地での「九条の会」のニュースを、インターネットから拾いました。

市民会館使用許可で抗議/自衛隊音楽会で九条の会

 「九条の会やえやま」の森田孫榮共同代表らメンバー6人は28日夕、石垣市役所で大浜長照市長に会い、自衛隊が来月10日に開く音楽会のために市民会館の使用を許可したことに抗議し、今後、市の施設などを自衛隊に使用させないよう要請した。
 大浜長照市長は、使用申請を受け付けた市教委文化課が、前例があることを理由に使用を許可したあとになって、自衛隊が同会館を使うことになったことを知らされた経緯を説明し、「監督不十分だった。前例があるとはいえ、自衛隊がイラクに派遣されるなど、状況は変化している。庁議で答える(対応を決める)のが正しかったと思う。それができなかったのは残念」と釈明した。
 石垣市民会館設置管理条例は、「市長が使用を不適当と認めるとき」には使用を許可しないと定めており、使用許可の是非を市長が判断できることになっている。
 森田共同代表は「市長は平和行政に積極的に取り組んでいる。そういう意味でも、きついお願い(抗議)の措置を取った」と述べ、平和行政の在り方を再確認するよう求めた。[八重山毎日新聞 2005-10-29 | 社会 ]

高砂9条の会結成!あす総会開催

 戦争放棄をうたった憲法9条を守ろうと、高砂市民らによる「九条の会たかさご」が結成され、30日午後2時から同市阿弥陀町生石の市生石研修センターで総会を開く。広く市民に参加を呼びかけている。
 改憲の動きが高まるなかで、全国各地に「九条の会」が次々と誕生。高砂市でも、3月に勉強会を開いたあと、会結成へ向けて準備を進めてきた。
 結成総会では、役員選出や今後の活動について話し合う。記念講演として、ラジオパーソナリティー小山乃里子さんが「今、話さなくては」の題で話す。[asahi.com:マイタウン兵庫 2005/10/29]

「九条の会」ひょうご・9の日交流会

 29日午後1時半、神戸市中央区雲井通5の市勤労会館。
 CODE海外災害援助市民センターの村井雅清事務局長が「9・11から4年 アフガニスタンの現場から平和を考える」をテーマに話した後、会場で意見交換。300円。
 問い合わせは同会事務局。[朝日新聞:マイタウン兵庫 2005/10/29]

憲法改正:医師らが「九条の会」発足――保革の立場超え、対話を/愛知

 医師、歯科医の立場から憲法9条改正に反対する「あいち医師・歯科医師九条の会」(事務局・名古屋市昭和区)が27日発足し、記者会見が同市中区の県保険医協会で開かれた。
 賛同したのは同協会に所属する医師、歯科医師計755人(27日現在)。杉浦康夫名古屋大医学部教授らの呼びかけで昨秋結成された全国組織「九条の会・医療者の会(略称)」を母体に、「人命を守る医師はいかなる戦争をも容認できない」という同協会の「開業医宣言」(1989年)に従って賛同者を募り、発足準備を進めてきた。
 記者会見では、瀬戸市の開業医で同会代表世話人の山内一征さん(60)ら医師や歯科医計4人が「改憲の大合唱の中、保革の立場を超えて憲法を守る意思を一人一人が公表し、対話を深める必要がある」と設立趣旨を説明した。
 28日に決定される自民党の憲法草案について「9条の戦力不保持条項を含めて憲法は本来、国民が国家を縛るもの。しかし国が国民を縛る草案にしてはならない」と訴えた。同会は今後、さらに賛同者を増やすとともに勉強会などを実施する。【桜井平】[毎日新聞 2005年10月28日08時43分]

狛江市で10月29日に九条の会の発足集会:西河原公民館で

 地域で平和と憲法九条を護る声をあげようと、10月29日午後1時30分から狛江市元和泉西河原公民館で憲法学者の奥平康弘さんを招き「こまえ九条の会」が発足のつどいが開かれる。
 同市では「有事法制に反対する狛江の会」に所属する市民団体や個人がことし2月から市内にも「九条の会」を作ろうと話し合いを重ねてきた。発足の集いで話をする気象学者の増田善信さん、法政大学教授の山岡義典さん2人のほか、芸術家や大学教授など20数人が発揮人に名を連ねている。
集会では、全国組織「九条の会」発起人のひとり憲法学者の奥平の特別講演、奥平さんと「世界がもし100人の村だったらの再話」を手がけたドイツ文学者翻訳家池田香代子の対談、市内の発起人の話と調布狛江合唱団の歌などが披露される。参加費は500円で、問い合わせは絹山さん。[k-press news 2005/10/28]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください