日曜日、イ・ヨンエ様主演の最新作、「親切なクムジャさん」を見てきました。
児童誘拐・殺害の犯人として捕まったクムジャさん。事件の残虐さとともに、犯人の美貌に、韓国社会は大きな衝撃を受けます。やがて13年の刑を終えて、彼女は出所。外では、教会のみなさんが待ってくれていたのですが、それを冷たく無視して去っていきます。クールで、どこか世を捨てたみたいなところがあって、どこが「親切」なんだろう?と思ってみていくと、カットバックで、刑務所時代の彼女の様子が描かれます。
赤いアイシャドーに真っ赤なハイヒールで、颯爽と歩くイ・ヨンエ様の美しさ。刑務所の中での、模範囚としてひっつめ髪にしたお顔も素敵ですが、顔にかかる髪をかきあげ、煙草をくゆらす、ちょっと厭世的なイ・ヨンエ様の妖しい美しさも見事です。
さて、なんでイ・ヨンエ様、じゃなくて、クムジャさんが刑務所の中で親切だったかは、徐々に明らかになります。18年前の誘拐事件の真相は…? 犯人は? 刑務所時代の仲間を訪ねていくクムジャさんの目的は?