最近買った本

ちょっとテーマ的に本を買い集めました。

まず日本史関係。いまさらこんな本で勉強する、なんていう筈がありません。そうではなく、逆に、こういう人たちが一体何を問題にしているのか、それを調べてみようということです。

  • 田原総一朗『日本の戦争』(小学館文庫、2005年1月刊、親本は2000年刊)
  • 坂本多加雄、秦郁彦、半藤一利、保坂正康『昭和史の論点』(文春新書、2000年刊)
  • 阿川弘之、猪瀬直樹、中西輝政、秦郁彦、福田和也『二十世紀 日本の戦争』(文春新書、2000年刊)

それから、こっちは、『拒否できない日本』で紹介されていた本。全部古本です。

  • NHK取材班『日米の衝突 ドキュメント構造協議』(日本放送出版協会、1990年)
  • アーサー・レビット『ウォール街の大罪』(日本経済新聞社、2003年)

他に、こんなのも紹介されてたので、とりあえず古本で注文しました。

  • グレン・S・フクシマ『日米経済摩擦の政治学』(朝日新聞社、1993年)
  • 対日貿易戦略基礎理論編集委員会編『公式日本人論 「菊と刀」貿易戦争篇』(弘文堂、1987年)


ちなみに、関岡英之氏は、『文藝春秋』12月号論文で、東谷曉氏の『BIS規制の嘘』(日刊工業新聞社)、『グローバル・スタンダードの罠』(同社)を「銀行員から物書きに転身する上で、いわば認識の土台を築きあげる手引き書となった」と紹介されています。このへんも、面白い本ですね。

それ以外に、とりあえず買い集めた新刊本など。榊原英資氏の本は、インドの続き。JVCの本は、軍が占領地域で「人道支援」を看板にして活動するようになって、NGOの支援活動はどうあるべきかを探求した真面目な論文集。日々、現場で活動している人たちならではの実のある議論です。

  • 米沢富美子『人物で語る物理入門(上)』(岩波新書、新刊)
  • 山口二郎『ブレア時代のイギリス』(岩波新書、新刊)
  • 日本国際ボランティアセンター(JVC)著『NGOの選択 グローバリゼーションと対テロ戦争の時代に』(めこん、新刊)
  • 小川和久『日本の戦争力』(アスコム、新刊)
  • 相沢幸悦『幸せな企業買収不幸せな企業買収 マネーゲームM&Aの正しい読み方』(水曜社、5月刊)
  • 赤松明彦『楼蘭王国 ロプ・ノール湖畔の四千年』(中公新書、新刊)
  • 榊原英資『インド IT革命の驚異』(文春新書、2001年刊)
  • 東谷曉『エコノミストは信用できるか』(文春新書、2003年刊)

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